もはや散々情報は出ていると思うのですが、このまま忘れるのは悔しいので(笑)、個人的に困ったこととか、日本で調べきれなかった情報をつらつらと書いておきます。2016年7月時点。
開店時間なんかは季節で変わったりもありそうですね〜。
(キャンプ場とダウンタウンの往復だったので、観光情報とかはほとんどないよw)
<ネット環境>
wifiが繋がれば生きていける!情報も手に入る!それにポケモン(ry
というわけで、スコーミッシュでフリーwifiが手に入った場所です。
Squamish Public Library
入場フリー。受付の前にパスワード。電源もあちこち使えるのでPC作業、スマホの充電にいい。
Zephyr Cafe
カウンターにパスワードがある。電源は席によって使える。ま、カフェやホテルは大体拾えると思います。
Squamish Adventure Centre
Smoke Bluffs駐車場の近くにある。ただ閉まるのが早い。(16:30?)
Save On
通信速度は遅いけど、広い店内・駐車場でくまなく拾える。パスワードなし。
その他
バンクーバーのMECでもwifiが拾えました。スタバでも使えるらしいが、行かなかったので不明。あと当たり前ですが、バンクーバー国際空港にも飛んでいました。
<買い物>
◯食料品
Save On 開店時間:8:00−22:00
品揃えも豊富、夜10時まで開いている、wifiも飛んでいるという、気の利いたスーパーでした。広いイートインコーナーで座ってPCなんかいじっていたら、混雑したカフェより居心地がよく、我々の間では通称「ナナーズ」で通ってましたw
More Rewardsカードというお得な割引カード(?)があって、店員に言えば簡単に入れます。もらったはいいが、どうお得なのかはわからないままだったw
Nesters Market 開店時間:7:55 - 21:05
ダウンタウンにあるもう一店のスーパー。見た感じではSave Onと規模や雰囲気も変わらなそうなのですが、閉店がやや早いので行かなかった。
ドラッグストアだけど、食料品も売っている。品揃えやお買い得感はスーパーにかなわないが、開店時間が長いので、スーパーが閉店してしまった時に使いました。
Seven Eleven 開店時間:24時間営業(たぶん)
ダウンタウンの入り口にガソリンスタンド併設のセブンイレブンがあります。
ちょっとしたチョコとかアイスだとかはあります。
その他
ダウンタウンより2〜3km北には、ウォルマートもありました。
◯生活雑貨
Dollar Tree 営業時間:9:00 - 19:00 (木・金9:00 - 21:00、日曜日10:00-18:00)
ダウンタウンには100円ショップがあります。(正確には1.25ドル均一だったかな)
品揃えは日本ほどではないですが、簡単な調理器具だとか食器、安い電池、タオル、洗剤など入手可能です。
◯酒
スーパーやコンビニで販売してはいけないっぽく、酒専門店に行かないと入手できなかったです。どこも23時には閉まるようなので要注意。日本みたいにコンビニで24時間酒が手に入るとかないのですね〜。
噂ではエールが種類豊富で(いいのに当たれば)美味しいらしい。
Squamish Liquor Store
Save Onの向かいにあるので、ついでに行ってました。ワインがとくに豊富っぽいけど、デカイのである程度なんでもあります。
Hotel Squamish
ホテルとしても有名ですが、酒屋が併設しています。
ちょっと手狭だけどダウンタウンの中心街から近いし、クラフトビールが豊富に見えました。
◯クライミングショップ
ある程度大きなものを買う場合は、価格的に安くて品揃えの豊富なバンクーバーのMECで買っておき、細々としたもの(ガス缶とか)の買い足しだとか、壊れたシューズやギアの買い替えなどがあれば、ダウンタウンで探すといいのかなと思いました。
ざっくり言ってキャンプ用品はバンクーバーの方が豊富、ロープやギアはスコーミッシュの方が豊富かも。値段はあまり地域差はない印象でした。
スコーミッシュ ダウンタウン
Valhalla Pure 開店時間:9:00-19:00(日曜のみ18時閉店)
店長っぽい親父さんがとにかく親切。雨にやられて動きが悪くなったマイクロカムを持っていくと、「これだけのためにオイルを買うのはもったいないだろ?」と言って工房にあった油を差して直してくれ、しかも同等品を安く入手出来る店を教えてくれました。神のガソリンストーブを無償でパーツ足して修理してくれたり、クライマーの味方です。バンクーバー店と違って品揃えは豊富だけど、他のアクティビティもカバーしているので、見かけほどは大きくない。
Climb On Equipment
Valhallaのようなプロフェッショナル感はないんだけど、店のあんちゃん達がレイドバックしているというか、クライミングバムみたいな空気を出していて、友達感覚で相談できそう(笑)。店構えは小さいけれど、クライミングに特化しているせいか品揃えは豊富でした。店の奥には中古品がゴロゴロ並んでいるので、うまくすれば掘り出し物を探せるかも?
バンクーバー
MEC
とにかくデカイ。クライミング用具もそれなりにあるし、キャンプグッズ、カヌー、ラン・・とアウトドア用品はなんでも一通り揃う様子。価格もValhallaより少し安い印象でした。生協のようなシステムなので、最初に入会費(5ドル)が必要。ショッピングバッグは自前で持参。店舗前の路肩がパーキングロットになっていた。
Valhalla Pure
MECから1ブロック先で歩いていける。店舗が小さくて、ギアの種類も少なかったので購入せず。アークを中心に、ウェアが結構充実していた。
<生活>
いろいろお役立ち情報を。
コインランドリー
スコーミッシュ総合病院を奥に入ったところにある、Comfy'sを使っていました。洗剤が1ドル、洗濯機が3ドルで、乾燥機が25セント/3分くらいだったかな・・記憶が違うかも。Internet Cafeとあるけど、普通にランドリーサービスで、wifiは飛んでませんでした。台数は少なく、混むとのんびり1時間コースなので、時間に余裕のある方に。17時閉店だけど、少しオーバーしても目をつぶってくれてました。
ガソリンスタンド
ダウンタウンの入り口にあるPetro Canadaのスタンドで、レギュラーガソリンがリッター119.9ドルでした。まあ日本と大きくは変わらないレベルかしら?
プール
Brennan Park内に公営プールあり。時間帯によってはスクールだとかキッズプログラムなどやっているのですが、常に1・2レーンは遊べるようです。夏は6−11時といつでも遊べるようです。(詳しいスケジュールはこちら)
Hot Tubという温浴槽があって、日本人には風呂感覚で和みます。
その他
・天気サイトが多くあるのですが、どれもこれも外れたりして困りました。一番頼りになったのは、accuweaterとwindgruの時間別予報かな。どっちにしても日本のヤマテンのような精度はないので、傾向値として広い心で見ましょうww
夏に限って言うと、雲は海の方から来るようです。なのでSmoke Bluffsのように南側が開けた場所だと、雲の様子で雨が近いかどうか検討がつくようになりますw
・警察はRCMP(RoyalのR、大英帝国なんですね)。スコーミッシュのダウンタウンをすぎて、ハイウェイを3kmほど北に行った右手にある。入り口の赤電話を通じて24時間対応してくれるらしい。
・北米だけど、表示はCentre(センター)とか、Litre(リットル)とか、harbour(ハーバー)とか・・大英帝国表記なんだなあ〜。そして単位系はkmとかリットルだとかでした。マイルとかガロンとかファーレンハイトとか言われてもわけがわからない純日本人には助かります・・。
<テント場>
Stawamus Chief Provincial Park Campgroundにずっといました。
テントスペースは62箇所×各2張まで可能。
入り口のポストに一人一泊あたり10ドルを入れて、半券をクリップしておきます。
駐車場は比較的キャパがあるので、あぶれることはなさそうです。
良い点を挙げると・・
・とにかく安い(10ドル/1日・一人)
・チーフのアクセス至近
・クライマーが集まるので、色々な情報が得やすい
・常に人がいるので、治安はいい様子
・炊事場に共用のトポがある(笑)
問題は、数が限られたテントスペース、そして朝のトイレw
・トイレブースが4基(男女共用)。朝タイヘン
・電源はなし。スマホだとかカメラとかある人はね。
・もちろん洗濯機もなし。
・残置された食材とかの匂いにつられてクマが出る(ま、どのキャンプ場も出るw)
炊事場の屋根付きテーブル3基は雨が降るとぎゅうぎゅうになるけど、まあ融通しあったらなんとかなります。水場は炊事場に1本、入り口に2本で、これもまあ困りませんでした。
とくに混雑する金・土の夜には重い荷物を抱えてさまよっているニューカマー達がいました。
キャンプ場では共用フードロッカーに食事・食器類は全部残置しておかなければならないですが、数が十分ではないので、ロッカーに他人の荷物が居座っていたり、ちょっとしたモノがなくなったりすることがありました。
他にもテント場はたくさんあり、車があればどこに張ってもさして変わらない気がします。最初の1・2日は予約が効く私営キャンプ場を使う手もありかなと思います。
Shannon Fallsの目の前にあるKlahanie Campgroundは、電源やコインランドリーなど設備がよさげ(ただし要事前予約)。あと安宿としては、Squamish Adventure Innは安くて評判良さげです。ロケーション的にもハイウェイすぐそばにあり、The ChiefにもSmoke Bluffsにも近い。某所にロハで張れる場所があるらしいが、盗難だとかクマだとか警察の強制撤去だとか、全くいいことないのでやめましょう。
<安全に関して>
◯交通
バンクーバーからスコーミッシュに抜けるハイウェイですが、日本のように迂回できる旧道があるわけでなく、この1本頼みです。ひとたび事故が起こると完全に麻痺するという話なので、帰国日は用心して早めに出ました。
ハイウェイといっても、普通の国道のように対面通行で峠を縫うように走ります。ウィスラーへ続くこの道には、各国からの観光客が車で集まり、結構なスピードで走るので、大事故になることもあるようです。バンクーバー・スコーミッシュ間には事故頻発地帯の魔のカーブがあるようで、みなさまもお気をつけて。
◯野生動物
ローカル新聞""The Squamish Cief"に直近の目撃情報がまとめられています。
クマはちょいちょい出るようで、昨日も出たから気をつけるようにと職員が注意しに来ていました。食品や食器を残置してテントを破られたりという話も聞きました。(なんなら車だって軽く壊しちゃうようで・・)
とくに混雑してくると、炊事場に色々と食材の残骸が散らかったままになったりして、その匂いに誘われてくることもあるようです。食材はもちろん、食器から歯磨き粉に至るまで、匂いのするものはフードロッカーに入れておきました。
◯治安
最近は車上狙いや、夜間の空き巣のようなこともあるようです。とくに観光客は車に注意したほうがよいらしいとのこと。(とはいえできることは、目に付く場所に貴重品を置かない、駐車場に停める時は、なるべく人目につく場所に置く、って程度ですが)
治安情報やクライミング中の事故情報などについては、ローカル新聞、そして新聞のサイト上にあるPolice Briefsから定期的にチェックが可能。
◯保険
北米で怪我するとタイヘンなことになりそうなので、セブンエーで見繕ってもらいました。って、普通だなw
◯駐車事情
ああ、これは書かざるを得ない・・。駐車場は各岩場にあり、トポにも掲載されています。(行った中でウィスラーのNordicだけは、情報と違って駐禁表示があった)。駐車可能か禁止かは、周囲の看板で確認できます。
僕たちのように、万が一レッカーされた場合、レッカー会社に直接問い合わせるのが早そうです。
あちこちの看板に連絡先が書いてあり、スコーミッシュだとPayless Towingが代行しているようです。
もちろん賢明なみなさまはそんなことされないと思いますが、お気をつけください。なお、チーフの近辺においては、観光客の増加に伴いアクセス問題が深刻になっているため、この7月より駐車違反取り締まりが強化されいたたようです。
<岩場>
何か語れるようなレベルの人間ではないのですが、個人的に感じたことを中心にメモ。
<Smoke Bluffs>
アプローチ最高、ルーファイは超簡単。甲府幕岩的な感じで、横にずらーっと岩場が並んでいてチョイスも豊富。おおむねすっきりした岩面で、クラックも真っ直ぐなのが多いです。
・勝手のわからない初日にとりあえず行く
・限界トライ(何度も通いやすい)
・半日雨の日の晴れ間でちょっと遊ぶ(エリアによって乾きが早い)
・初めてのクラックリード
・Zombie Roofの見学
あたりにいいのでは。
難点は人気の岩場だから混みやすい。初心者エリアはとくに、トップロープがすだれ状だったり、マナーもなっていなかったりする感じはありました。
トイレがパーキング側と、Penny Lane側の公園にあります。
<Murrin Park>
二代人気エリア。Smoke Bluffsほどの密度ではないけれど、やはり大量の岩場が森の中に点在しています。森の中にあるので、場所によっては乾きが悪そう(Milkmanのように、乾きが早い場所もある)。複雑な形状の岩面が多くて、真っ直ぐなクラックというよりややトラッド風味なルートが多いイメージでした。ボルトルートも割とありました。
とくにNightmare Rock(とその近辺)がオススメ。
・駐車場から近いので短時間でも遊べる
・非常にユニークな形状のルートがある(クラック、フェース両方)
・5.11-5.12aの名クラックがたくさんある
・美しいワイドHypertensionは、見る価値あり
・雨の日のNightmare Rockは定番w
<Shannon Falls>
あんまり行っていないので詳細はわからず。寝ている壁に、非常に長く易しいクラックがあり、Smoke Bluffsと並んで初心者の練習に最高なのではないかと思いました。怖そうなスラブや、短いマルチもそれなりにあり、ちょっと遊ぶのにも良さそう。ただ5.10までの易しいルートはやっぱり混んでました。
著名観光地なので、土日は駐車場渋滞がすごいです。アプローチは20分くらい?
あとここから出ているSea-To-Skyゴンドラで上がると、開拓中(?)のUltravioletという岩場があるようで、ローカルのプロクライマーに勧められました。トポはこんな感じ、詳しくは検索すると出てくるかと思います。
<The Chief>
ますますもって僕なんぞが語れる場所ではないのですが、雑感レベルで。
ショートルートが密集しているわけではないので、マルチメインの岩場というイメージでした。
まず正面は、有名マルチや5.10台の長いクラックが楽しめるThe Grand Wallと、スラブや易しいクラックマルチが遊べるApronが基本。ほとんどのクライマーに聞くと、そのどちらかに行っているような気がします。
The Grand Wallより南側はあまり人がいなくて、とくにキャンプ場に近いエリアは野に帰っていた感じ。例外はBulletheads North。岩には苔もなく、乾きも良さそうでしたが、横トラバースが大変そうでトライせず。
北側のNorth Wallsはアプローチの遠さもあって、マルチのためにだけ行く感じで、ショートルートには人影は見当たらずでした。
裏面で言うとCobra CrackがあるThe Cirqueは(シツコイですが)一見の価値ありですね。
とくにワイド強い人は楽しめそう!日陰で風が涼しいし、何より空いています。
おまけ的に、ウィスラーに行ったついでに見学した岩たち。
この中では、雨でも登れるChek、そして気候が違うNordicあたりは使うことがあるかもと思いました。Area44も気になるけれど、確認せず。
<Brohm Lake Area>
Cat Lake
アプローチは湯川と匹敵するくらいのワイルド感。アメリカンサイズの工事車両が通るらしく、乗用車には広すぎるわだちが削れておりました。
トポにはそれらしく「P」とあるが、絶賛崩壊中のガレ沢下。こんなところに1日車を残置するのかよ。
写真で見ると岩質もなんだかだし、わざわざ来ることも・・w
Area 44
駐車場まで行ったけど、歩きが面倒でやめました。アプローチのためにハイウェイを渡るのが核心かも。
新しく開かれたスポートエリアで、5.10台が豊富とのこと。景色が最高らしいです。
facebookの同名ページに最新情報があるよーとのことでした。
<Cheakamus Canyon>
Chek
雨の日にボルトルートをやるならここ!という、巨大ハング下のエリアです。キャンプ場でも、あちこちでチェック、チェックと言ってました。アプローチは、カサメリくらいの距離感かな?(もちろん道中は濡れる)
狭い間隔にルートが密集した背の高い壁、ヌンチャクが常設。雨の日に行くとパ◯プ2を彷彿とさせる人出でした。スコーミッシュからまあまあ遠い。
<Whistler>
Nordic
ここウィスラーまで来るとスコーミッシュとは気候が違うらしい。スコーミッシュが雨でダメダメなら当たってみるのもいいかも。野に帰ってる岩もありそうでしたが、メインウォールは広くて遊べそうです。
高級コンドミニアム裏の駐車場を抜け、倉庫脇から裏山に入っていくというテクニカルなルート取り。ちなみにトポの駐車場には駐車禁止と表示があります。どうやら住宅街の中に片側駐車OKの道路があるらしいが・・詳しくは現地で聞くアルね。
Cal-Cheak
アプローチの林道を縫って駐車スペースまで行ったけど、遠めに露岩を見て、行くのをやめましたw
そばにテント場があります。もうちょい奥にバンジージャンプの施設があるようで、ひっきりなしに車が出入りしてました。そっちと兼ねて遊びに行くのがいいかな??
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