2016年12月23日金曜日

チェーンクライマー



本年最後のクライミング、ということでまたも日帰り城ヶ崎へ。

今回は軽〜く門脇埼を見て見ましたが、海が大荒れでとてもじゃないけどテラスにトップダウンで降りれる状況じゃなさそう。というわけで、いがいが根に行ってみることにしました。

あかねを目指して遊歩道を南下。




この辺って実はちゃんと行ったことがないかもです。(いつも表通りから迂回していた)

実は登れそうな岩がいっぱいあるじゃないか〜!

ってことで、まずは「あぶなね」へ寄り道。




綺麗な対岸ハンドをcherroさんがOS。
僕もトロピカルフィッシュを・・・二撃。ううう・・




大嫌いな出だしフェース核心でした。

対岸ハンド、対岸フィストは非常にすっきりしたキレイなルートでした。
抜け口がボロそうなのが玉にキズだけど、案外穴場かも?

次におとじろうへ。
「おとじろうハング」を見学してみたら、これがまたいいクラックだこと!




cherroさんの好意に甘えてこちらもトライ。
やっぱり二撃・・勇気がありませんでした。リーチはあるのに。

こんな素直な好クラック、オンサイトできないとダメだよなあ〜。




このあと、あかね手前にあるはったりクラックへ。
5.7ですが、ロケーション最高だし、オススメの一本です。
cherroさんは難なくオンサイト。

やっとあかねへ!






・・だったはずなのですが、うっかり見事なワイドに出くわし二人とも釘づけになってしまいました。

おお、これは最も苦手な5番前半サイズじゃないか!?

リードした後、せっかくなのでトップロープでリービしてみたり、レイバック&フェース登りしたり、普通にワイド登りしたり。
夕闇まで楽しく遊びました。





最後は岩の奥深くに携帯を落としてエライことになりかけ、危うくミソをつけるところでしたが、通りがかりの優しいクライマーたちが助けてくれました。

そんなわけで、無事に終了。
あかねには、ついに到達せずじまいなのでしたw
(来年は久しぶりに行ってみたいな)


今年はこれでおしまい、かな?
城ヶ崎で始まって城ヶ崎で終わったシーズンでした。


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(本日の結果)

トロピカルフィッシュ(5.10b)2RP ああ情けない
おとじろうハング(5.11a)2RP あああ勿体無い
しりいだし ワイドボルダー(ワイド限定で5.9くらい?) OS 今日唯一の成果。めちゃ練習になったよ!

どれも城ヶ崎にあってはなかなかいい割れ目たちでした。
クラック初心者だとファミリー、フナムシというチョイスになりがちですが、あぶなね〜しりいだしも(本数は少ないけど)中々いい割れ目があるんじゃないかと思いましたよ、奥さん!

2016年12月17日土曜日

ああ、懐かしの割れ目たち


cherroさんが付き合ってくれて今年初の城ヶ崎詣で♪




やっぱり城ヶ崎は心が踊るぜ〜。(取り付くとそうでもないけど)

カメノテでのんびりアップ・・だったはずなのだけど5.10aで落ちたよ。




日当たりのいい貸切りルートを楽しんでから、薄暗いバンブーへ。



長年の宿題となっているスパニッシュダンサーに付き合っていただきました。
こんな不人気エリアに来てくれるなんてありがとうございます〜。

久しぶりのクラックでできるはずもなく、核心は絶望的。せっかくのチャンスだったけど修行が必要かなあ。



遠いデッドを挟む強度の高い3手ほどの組み立てをスキップしたら(そこが大事なんだけどね)、長年悩んでいたマントル返しができるようになっていたのは、小さな成果かな。

はじめて終了点まで行って見ましたが、これが数々の浮きフレークにカムを決めて長いランナウトだとか、浮きガバに全体重をかけるだとか・・。決死の登攀でした。





ああ城ヶ崎。心が早鐘のように踊るぜ〜。


心優しいcherroさんに「もう一トライいいですよ」と言ってもらったのですが、核心の2・3手がつながりそうもなく早々に気持ちが折れました。

粘りまくって可能性を見出せないと、無意味にルートを汚したような気持ちになるし、かと言ってあっさり放棄すると、もっと頑張れば何か手があったのかもと後悔がよぎる。難しいですね。
まあクライマーだから、完登する以外に気持ちの救いようはないのかな〜^^;;


随分時間があまったので、cherroさんご希望のフナムシまで三たび転戦。




ちょうど塾長講習中の組長とONさんがいらっしゃいました。

ああ、僕のクラックリードはここから始まったんだなあ。
・・たしか2012年の冬だから4年ぶりかな?(遠い目)


まったりするつもりが、I塾長の勧めでうっかりメルトダウンに取り付いてしまい、ここでもやっぱり大変な目に遭ったのでした。城ヶ崎トラッドコワ楽しいな!





cherroさん、お付き合いいただいてありがとうございました!


適当に100岩を見て「なみだち」に行ってしまった過去もありましたが、今日はまともな岩場でしたね〜(笑)


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(本日の結果)

晦日(5.8)アップ
ドラゴンフライ(5.10a)回収 まさかの1テン・・久しぶりの安山岩はコワさでめちゃくちゃでした。
スパニッシュダンサー(5.11c)×TO あの2手、いや3手が・・。抜け口も味わい深かった。
メルトダウン(5.10a)2RP 取り付いているところをママに見つかったらこっぴどく怒られるヤツ。怖え。

5.10aで落ちるなんて〜。また初心者からやり直しです。

それにしても、プロテクションが取りにくいとか、抜け口が崩壊気味のフェースだとか、城ヶ崎のクライミングはアルパイン風味だなあ。(案外嫌いじゃないけどね)
メルトダウンもピリ辛で楽しかったです。
心もとないスモールナッツを足元にフェースムーヴを起こすというトラッドルート。初心者時代にグレードだけを見て取り付こうとしていたらしいのだけど、止めてくれた塾長にただただ感謝です^^;;

2016年12月10日土曜日

忘年クライミング


この日は会の忘年会にて、川苔の岩場に行ってきました。




昨年は上の方で遊んだ記憶があるけれど、今回は道路よりず〜っと下った小さな岩場へ。

1本しかないアップを待っていたら、レジェンドがニヤニヤしながら「この5.11a空いているよ」とおっしゃる。ほとんど一年ぶりの石灰岩でアップが5.11って!

ええい、レジェンドに言われたら頑張るしかない(鼻息)
発奮して取り付いたものの、手首に悪そうなアンダー持ちが連続する苦手系ど真ん中でした。






核心はどうやってもできる気配がない。
いまの自分にはどうやっても無理なタイプだと諦めてエイド。

ところが肉体も精神も強いK谷大先輩がテンテンながらも核心を抜けられたと聞いて、「こんなハートの弱いことじゃいかん」と思い直して再トライしたら、なんとムーヴがばらせました(おい俺w)

1便目では手がかりすらつかめなかったのに、2回目で急にできることもあるんだなー。





一緒にトライするクライマーから受ける刺激ってデカイんですね。

さて、恒例のレジェンド家ボルダーへ。
昨年ドナドナされて行った「奥多摩ヘブン」に代わり、今年は「奥多摩スーパークラック」が完成してました。戸板のレールに見えますが・・クラックです(断言)。






クラック足限定らしいけどフィンガーチップのルーフに足とか決まる気がしない・・。

足は外のボルダーに乗せて、フィンガー課題としてやってみるけど、なんとかぶら下がるのが関の山。2手目もろくにつながらない・・。

レジェンド曰く、
「うーん・・・13b?くらい?」

でででで、できるわけないっす〜w




某ルート攻略に向けた秘密兵器のようでした。


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(本日の結果)

ルート名不明(5.9)OS 石灰岩らしいガバのハング越え。ちょっとリーチー。
ルート名不明(5.11a?b?)4RP わかってみれば面白いアンダームーヴでした。OSはかなり厳しい!
奥多摩スーパークラック(5.13??)僕には無理ゲーすぎました・・

2016年12月8日木曜日

ひよしーずリターンズ


cherroさんにお誘いいただいて日吉リベンジ。

(今日は開いてた・・! って当たり前か)

せっかく夢に見た木枠があるというのに、フェースばっかり撃ってしまいました。

ハングの5.11bで二回ドボン→グレードを落としてマイルドな前傾壁の5.10dでドボン→垂壁5.11aで終了。チーン。

ま、言い訳すると5.11bで吸われすぎました。


cherroさんは垂壁の5.11aを危なげなく二撃!なんと、なんと!
これでイレブン様の仲間入りですね〜。


最近完全に追い越されてしまったような気が・・。
ぼ、僕にフェースを教えてください〜


ま、なんの成果もなかったけれど、筋トレにはなったと信じています。
つ、次こそはクラックの練習をしたいよ〜!

2016年12月4日日曜日

幻のスーパーマゾ


cherroさん、STさん、あーやさんに混ぜていただいて、久しぶりの外岩。
日帰りユガマクでした。

スラブ師あーやとご一緒させていただいて、憧れのハワイ航路を撃ってみることに。
右1mに伊豆の踊り子、左カンテ裏30cmにアボリジニのホールドがあり、どーにもラインがわからない。

たぶんカンテラインをたどるルート設定なんだろうな、と予想して、アボリジニのホールドを盛大に使いながら二撃。
「憧れのアボリジニ」と名付けましたw




(憧れのハワイ航路をRPするスラビストあーや)


最近、進境いちじるしいcherroさんも参戦。オンサイトトライで僕より高いところに行ってました。スゴー!
あとちょっとやれば行けるんじゃないかな??

そうこうしているうちにあっと言う間に取り付きを埋め尽くすおじさまおばさま軍団が到来。リード中にもかかわらず、トップロープを貼らせてくれという再三のプレッシャーに耐えかねて希望峰へ転戦。




(シャックシャインをRPする絶好調のST氏)



卑弥呼(5.11c)をやってみようかなと思ったけど、またまた限定ルートもなあ・・と思い直してネグリッタなすがまま(5.11c)にトライ。
よくわからなくなって「シャックシャインなすがまま」になってしもうたorz

ユガマクくらいのルート密集度だと、リーチ任せで隣のホールドからクリップできてしまうので、ホールド選択が悩ましい・・。

ST氏と上の岩場にいったら、知り合いのデルタ氏に捕まってしまいスーパータクティクス(5.12b)を触る羽目に。




(スーパータクティクス1ピン目でドボン寸前の誰か)



すぐできますよ〜と言われてその気になったけど、1ピン目から鬼のようなテンション祭りでした。
5.12bなんてポッと触ってできるわけないし!

3ピン目到達後、例によって「マゾおけさ」側のホールドも使いながら抜けようかと思ったら、「そこから上ではマゾ側のカンテは触ってはいけませんよ〜」と禁止されてしまった。


(未遂に終わった「スーパーマゾ」開拓)


てなわけで、後半はグダグダ(しょぼーん)

成果はともかく、ユガマク共和国はジム気分でゆるーい気持ちで遊べるから、久しぶりの外岩リハビリによかったです。
もう瑞牆には戻れないかも、という不安にかられますがw


遊んでいただいた皆様ありがとうございました〜。


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<本日の結果>

Wishing(5.7)NP 諸事情によりカムを持参したのでついうっかり。
サンセット(5.10a)再 やっと文句なしに正面突破できたかも。リーチで・・
憧れのハワイ航路(5.12b)2RP ハワイへ出航したはずが上陸したらオーストラリアだった疑惑
ネグリッタなすがまま(5.11c)2TO なすがままに登った結果、まるまるシャックシャインに・・。そして完登できず。
スーパータクティクス(5.12b)1× トップアウトはおろか、1ピンで諦めそうでした。

岩の形状と無関係な限定はよくわかならないのだけど、ジムだと思って割り切って登るのがいいのかな〜(ブツブツ)

この日のユガマクには塾長やら、デルタ氏やら、カメチヨさんやら、エリコ夫妻やら、Kさんと愛犬さくらちゃんやら、以前講習でご一緒した某山岳会の方々の姿も見えました。会う人ごとに「なんでこんな場所にkozzzzyがいるのか」という質問をいただいて、6回くらい同じ説明をさせていただく羽目に・・機会に恵まれました。
なかなか信じてもらえないのですが僕はフェー(以下略)

ともあれ友達がたくさんいる近隣の岩場ってのもいいものですね^^

2016年12月2日金曜日

大転戦


この日はcherroさんと日吉へ。

久しぶりのジム!木枠木枠ぅ〜♪

駅で待ち合わせしてジムへ向かうと・・あれ??




あれ???



なんと金曜閉店なのでしたwwww

全然知りませんでした。
(って何年通っとるんじゃ〜)

というわけで沿線でどこか・・ということでまたまたTWallへ行ってボル練。

さすがに短期間で2度くると、そこそこ体が慣れてきて、強傾斜を中心に何本か落とせました。強傾斜の方が、保持力が弱っていても登りやすいな・・。

んで、今日もまたリハビリメインということで、グレードを追いかけて漫然と練習してしまったような気もするが、次からはテーマを決めて練習するのです。たぶん。

2016年11月30日水曜日

コソボル


最近草ぼうぼうのブログですが、全然登れていない上にアップデートをすっかりサボっていました。

この日は一人でTwallへ。

2・3時間だったので、ほぼリハビリで終わってしまった。

新しくできた垂壁の5級でめちゃくちゃ手こずったのをなんとか解決したけど、強引にやったのでイマイチムーヴの練習にならなかったなあ〜。

当たり前だけど保持が弱くなっていたのだけど、ガバ主体のルーフ課題(といっても5級とか)は案外できました。

テーマを絞ってやる、はずだったのに、ついついグレードを追いかけてしまうな〜。

2016年11月24日木曜日

カッチカチやぞ


K田姐さんにお誘いいただいて久しぶりのパン2、というか久しぶりのクライミングです。

リベンジしようと思った小ツナミ5.11bでズタズタにされ、けしかけられて取り付いた5.11cでもズタズタになるというトホホな日でした。(内容うっすいなw)


ところで最近、左側の股関節まわりのスジが痛い。
昔から腰が悪いので無意識にかばっているせいか、左のモモ裏の筋肉が常に張っているようになり・・ついには、ももの付け根の筋肉が慢性的に痛むようになってきました。

かなり医者嫌いなので何かすることなく放置していたのですが、姐さんのオススメで30分だけ3階のマッサージを受けてみたら、少し軽くなりましたよ。ほほー。




上り下りするクライマーを目の前で見られる不思議な施術スペース


まず言われたのが、「関節の可動域はそこそこあるけど、筋肉がめちゃくちゃ硬い」

え?たまにストレッチしていたおかげで最近可動域が広がったと思っていたのだけど、それって筋肉が柔らかくなったってことではないの??

たしかにちょっと押されるとクソ痛い・・。

どうも僕は体に力を入れすぎているらしい。

たしかに僕は筋肉のオンオフの切り替えが下手くそなようです。
一度入れたスイッチをずっと維持していればいいような中強度の長いルートは得意だけど、爆発的なパワーを求められるようなボルダーっぽいルートはすごく苦手なんだなー。

「限界トライばかりだとどうしても力みっぱなしになるから、低強度の課題を最小限の力で登る練習を積み重ねたほうがいいですよ」とアドバイスをもらいました。なるほどな〜。

てなわけで、5.10bを3回連続で登ってこの日は終了。
ついついジムでは身の程知らずな高グレードに吸い寄せられるけど、こういうジミ練大切ですね。(って何度も思っているのに行動が・・)

ちなみにこの施術スペースはバルコニー状になっていて、クライミングエリアの上部に突き出しているという特殊仕様。壁の上部にいると施術室からムーヴのアドバイスが飛んでくるという(笑)なかなか他にはないお得な設定でした。

2016年11月18日金曜日

冬の予感


すっかりご無沙汰でございます。

しばらくぶりに山の空気を吸ってきました〜。





昔の会社で同僚だったリッキー社長から食事に誘われたのはいつぞやだったけかな〜?

奢りの焼肉を、幸せいっぱいにパクついていたところ・・


「おれ、100名山をコンプリートすることにしたんだわ。でさ、アルプス一人じゃ登れなさそうだから、一緒に行こうよ。よろしくね!」


おお、山はじめたのかあ!山いいっすよね〜(もぐもぐ)

「んでさ。この冬に赤岳に行きたいんだけど。連れて行ってよ。」







ええ、いきなり!?
もちろん滑落停止とかできるよね?(ぱくぱく)


装備を聞くと、

「え、ピッケル?ピッケル買えば登れるの?アイゼンは8本爪買ったけど、ダメなら買い直すわ。どれがいいの?」


そりゃもち・・ええええええ?!(箸ポロリ)


「自信過剰で技量不足の記録コレクター」って、それかなり残念なコンボですよ社長!







ということで、装備のアドバイスをしたり、某塾の雪訓を受けてもらったり。生暖か〜く見守っていたのですが、そろそろいつぞやの御礼をするべく今回の山行になりました。


山行計画が書けないというリッキー氏に代わってシコシコと用意。まあ、普通はこんなボランティア絶対やらないけど、ハラ立つことに15年来の友達なんだよな〜(笑)

ああ、オレの食いしん坊っ!(ポカリ)






んなわけで、交代で深夜運転して安達太良へ。

さすがに朝の冷気は厳しく、地面には霜が降りている。
たぶん今の小川山と同じくらいな感じでしょうかね?

秋の雰囲気がかろうじて残っている斜面を登り、スキー場の裏手の小ピークに抜ける。






実は東北の山は初めて。
なだらかでゆったりとしたシルエットは好きだなあ。

しばらくするとハイマツ帯を抜け、あっという間に吹きさらしの頂上へ。




(頂上なのに上から撮ってスミマセン。だって遠景入れたかったんだもんw)



最近降ったであろう真っ白な氷雪に、黒い火山岩がまじりあう。






異国の海のような、遠い星の砂漠のような光景に息を飲む。

この季節を見に来られてよかったな〜。


「リッキーさん、帰りは周回でもいい?」

「どっちでも!おれピークハンターだから、途中はなんでもいいw」

「え〜!頂上を踏みたいだけなら、ヘリで巡れば?100名山あっという間かもよ?w」





「たしかにそれもありかな〜。でもそれじゃ自力ってことにならないから、達成感がないな。」

「ええ〜そういうこだわりあるんだ!・・え、じゃあ、人を頼るのは自力なの??」

意地悪な問いをふっかけるワシ。

いやいや、せっかく山に行くなら、自力性にこだわった方が充実した山体験になると思うんですよね〜。ホント。(←おせっかい)







ツルツルした氷混じりの登山路を降りて、くろがね小屋へ。

ラーメンをつくったけど(焼肉のお礼のつもり)、潤沢な行動食で満たされていたせいか、イマイチ食べてもらえませんでした。






・・みなさまを見習って料理精進します。(反省)

お昼頃にのんびり下山。
なかなか珍道中でしたが、行ってみたら思いのほか楽しい初冬ハイキングでした。

リッキー先輩、ありがとうございました。

え?次はアルプ・・・
いやいやいや来年以降で〜!w


そうそう、社長レコメンドの揚げ饅頭がめちゃ美味かった!
花月堂花屋、オススメです。

2016年11月16日水曜日

想像する力



みなさまごきげんよう。
最近すっかりクライミングをサボっているkozzzzyでございます。(仕事をサボれなくなったんだろって?世の中的にはそうとも言うらしいね!)

というわけで、SNSやブログで友達の写真を羨ましく眺めながら、引きこもり状態でしたが、K田姐さまからパンツーのお誘いをいただいて行ってきました。

小ツナミにできていた5.11aや5.11bに触ったものの、ケチョンケチョンに撃退されました。
ま、ブランク明けにぺろっとできるようなもんじゃないよね〜。

で、最後に気になっていた薄かぶり壁の5.11aを触らせてもらいました。




中段に続くコルネが面白そうなルート。
きっとムーヴも面白い(はず)。ちゃんとわかればね・・


んで、まあオンサイトは失敗してしまい、RP便。

核心らしきこのコルネ部分に差し掛かったのですが・・。




上部のクリップムーヴがわからず、こんな感じから・・




こんな感じでクリップしようとして、右手がどパンプ。





何度かクライムダウンして、「もうダメだわ・・」となったところで、見かねたK田姐さんから、「そこキョン!」というアドバイスが。

え?あ?キョン?キョンね!




やってみたら全然力を使わずに突破できました。
んなわけでかろうじて二撃w

ま、正解を知ってみると、当たり前にそう見えますよね〜。





このホールドをまっさらな状態で見て、選択肢にキョンを思い浮かべられない、ってあたりに、自分のムーヴ読解力のなさを痛感しました。(書いていても自分に呆れるw)

いつもインドア練習を漫然とやっているのがイカンのだけど、

・易しいルートだと正解ムーヴじゃなくても力技で突破できる(後から、グレードにしては変だなあとか思うんだけど、それ以上追求していない)

・限界近いと、単純に自分にはまだ早いのかと諦める

んなわけで、ムーヴの読みが一向に伸びないという罠に陥っているのかと思います。
ちょっと工夫しないと突破できないくらいのグレードでこういうのを積み重ねるといいのかな〜。

課題のバラエティがあって勉強になるジムですね。
K田さん、ありがとうございました!

2016年11月6日日曜日

届かない一手



土曜日は最後の瑞牆だった・・はずなのだけど、胃腸が大変なことになってしまい直前敗退でした。一緒に行く予定だったみなさまごめんなさい m(_ _)m


日曜日はなんとか立て直して日帰り小川山へ。




最後にマジのラインをやりたかったのですが、そろそろ廻り目が冬目前とあって、周りでは行こうという気配が全く見えません。

んなわけで、ただいま絶好調のSTさんに「ダンナのお力なら、そろそろクレジャムオンサイトできるんじゃないですか?アッシがビレイしやすぜ〜」と甘い囁きをかけてみたところ、まんまと一緒に来てくれることになりました。

(腹痛でドタキャンにならなくてよかった。本当に)



いままでは、ソールがペラッペラになったミウラーを使っていたのですが、ジム用のカタナレースを投入してみました。硬めのビブラムが残っているので小さな粒に乗ってもゴムが負けないんじゃないかな?と期待。








そしたら・・足に乗れる乗れる!

ほとんどまともに繋がらなかった上部核心で落ちなくなりました。

あああ道具の力で登るなんて・・・(と思ったけどやめられない)

ちょっと足裏感覚が鈍くなるのが欠点ですが、それを差し引いても全然楽です。





一方、下部(4ピン目)核心のムーヴの安定度があいかわらず悪く、何度やっても落ちまくる。ワンテンを挟めばできるのにな〜!


一方のSTさん、オンサイトトライでいきなり下部核心を突破!
いったか?!と思わせたが、力尽きてフォールでした。




くぅ〜めちゃおしい!!

技術的には十分に射程距離内に見えましたが、カムセット体制やレストポイントの読みといった細かい部分でいくつか読みがはずれてしまい、疲労がたまってしまったようです。


読みのズレを次のトライできっちり修正し、見事に攻略!



さすが戦略家ダナ〜!おめでとうございます!!
そそのかした僕としても、ちょっとホッとしました。


あとは肝心の僕なのですが・・ワンテン地獄から抜けられない。
少しだけ安定したムーヴを見出した頃にはカチ筋(体幹?)が終了し、デッドが止まらなくなりました。

無念じゃ・・







あと少し。指先にかかったデッドを止めるだけ。

その「ほんの少し」をつなげ切る集中力、持久力が足りなかったです。

シーズン末にデッドをとれずに終わった神風を思い出しました。あの時は全く安定して取れなかった核心デッドが、1シーズン後にはスタで取れるくらいに成長していたんだよな〜。

このルートも、今の僕にとって「何度も出して確率的にギリギリ繋がる1本を待つ」というレベル。もっと安定して登れるくらいに強くなれ、ということか。




打ちのめされたけど、なんとなくスッキリしました。


でもあと一回、いや2時間だけでも行きたいなっww


だれか〜廻り目に行く子はいねえが〜


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(本日の結果)

小川山レイバック(5.9+) アップ
マジのライン(5.12a)5× 力不足。決めるなら、朝のフリクションがいい時間に1・2トライで決めないとだな〜!

にしても累計15トライ・・つながんないな〜!
Yさんが、このルートはワンテンからが長いのよね、とおっしゃっていたのを思い出しました。次は来春かもし
れないけど、またゼロからやり直すなら、より安定するムーヴを追求してもいいかな。



※以下は核心ムーヴについての個人メモ(オンサイト注意)

ビデオの該当フレームだけを切り出して、gifアニメにしてみたけど、うまく表示されるかなあ?

成功ムーヴ





失敗ムーヴ(この後、デッドで取ったカチからはがれて落ちる)




成功時は下半身が動いておらず、上半身だけで取りに行っている。失敗時はスタート地点が若干ターゲットから遠く、下半身から伸びようとして、腰がやや後ろにのけぞり気味に伸びているため、キャッチした瞬間に後ろ向きにめくれる力が働きやすい。


比べてみるとデッドした後の姿勢にはそこまで大きな差はない(省略)のだけど、デッドに行く直前の姿勢に違いがあるようだ。






成功時はより左足側に重心があり、右足も上からまっすぐスタンスを踏んでいる。

失敗時はより腰や右膝が右側に逃げていて、重心がやや右に傾いている。ターゲットのホールドに対して、やや右斜め下方向に体が逃げている分、デッドの距離が遠くなっている。そのため、デッドの瞬間に左足に乗り込み気味に、体全体を左側に倒す動作を交えながら取りに行っているらしい。

(右に下半身を逃すと、右肩があがりやすくなるような錯覚にとらわれるのだけど、実際は腰が遠くなっているのでかなり届きにくい)


というわけで対策としては、

・もう一つ前の動作で右足を高く引き上げる時、左足一本に乗り切っておく(重心が右に残ったまま、左手のサイドカチに対してレイバック気味に右足を上げている)
・左手のサイドカチをもうちょっと引き付けるとともに、右足をしっかり踏んで重心を左に戻す

このあたりが改善点になるのかな〜