土曜日は最後の瑞牆だった・・はずなのだけど、胃腸が大変なことになってしまい直前敗退でした。一緒に行く予定だったみなさまごめんなさい m(_ _)m
日曜日はなんとか立て直して日帰り小川山へ。
最後にマジのラインをやりたかったのですが、そろそろ廻り目が冬目前とあって、周りでは行こうという気配が全く見えません。
んなわけで、ただいま絶好調のSTさんに「ダンナのお力なら、そろそろクレジャムオンサイトできるんじゃないですか?アッシがビレイしやすぜ〜」と甘い囁きをかけてみたところ、
(腹痛でドタキャンにならなくてよかった。本当に)
いままでは、ソールがペラッペラになったミウラーを使っていたのですが、ジム用のカタナレースを投入してみました。硬めのビブラムが残っているので小さな粒に乗ってもゴムが負けないんじゃないかな?と期待。
そしたら・・足に乗れる乗れる!
ほとんどまともに繋がらなかった上部核心で落ちなくなりました。
あああ道具の力で登るなんて・・・(と思ったけどやめられない)
ちょっと足裏感覚が鈍くなるのが欠点ですが、それを差し引いても全然楽です。
一方、下部(4ピン目)核心のムーヴの安定度があいかわらず悪く、何度やっても落ちまくる。ワンテンを挟めばできるのにな〜!
一方のSTさん、オンサイトトライでいきなり下部核心を突破!
いったか?!と思わせたが、力尽きてフォールでした。
くぅ〜めちゃおしい!!
技術的には十分に射程距離内に見えましたが、カムセット体制やレストポイントの読みといった細かい部分でいくつか読みがはずれてしまい、疲労がたまってしまったようです。
読みのズレを次のトライできっちり修正し、見事に攻略!
さすが戦略家ダナ〜!おめでとうございます!!
そそのかした僕としても、ちょっとホッとしました。
あとは肝心の僕なのですが・・ワンテン地獄から抜けられない。
少しだけ安定したムーヴを見出した頃にはカチ筋(体幹?)が終了し、デッドが止まらなくなりました。
無念じゃ・・
あと少し。指先にかかったデッドを止めるだけ。
その「ほんの少し」をつなげ切る集中力、持久力が足りなかったです。
シーズン末にデッドをとれずに終わった神風を思い出しました。あの時は全く安定して取れなかった核心デッドが、1シーズン後にはスタで取れるくらいに成長していたんだよな〜。
このルートも、今の僕にとって「何度も出して確率的にギリギリ繋がる1本を待つ」というレベル。もっと安定して登れるくらいに強くなれ、ということか。
打ちのめされたけど、なんとなくスッキリしました。
でもあと一回、いや2時間だけでも行きたいなっww
だれか〜廻り目に行く子はいねえが〜
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(本日の結果)
小川山レイバック(5.9+) アップ
マジのライン(5.12a)5× 力不足。決めるなら、朝のフリクションがいい時間に1・2トライで決めないとだな〜!
Yさんが、このルートはワンテンからが長いのよね、とおっしゃっていたのを思い出しました。次は来春かもし
れないけど、またゼロからやり直すなら、より安定するムーヴを追求してもいいかな。
※以下は核心ムーヴについての個人メモ(オンサイト注意)
ビデオの該当フレームだけを切り出して、gifアニメにしてみたけど、うまく表示されるかなあ?
成功ムーヴ
失敗ムーヴ(この後、デッドで取ったカチからはがれて落ちる)
成功時は下半身が動いておらず、上半身だけで取りに行っている。失敗時はスタート地点が若干ターゲットから遠く、下半身から伸びようとして、腰がやや後ろにのけぞり気味に伸びているため、キャッチした瞬間に後ろ向きにめくれる力が働きやすい。
比べてみるとデッドした後の姿勢にはそこまで大きな差はない(省略)のだけど、デッドに行く直前の姿勢に違いがあるようだ。
成功時はより左足側に重心があり、右足も上からまっすぐスタンスを踏んでいる。
失敗時はより腰や右膝が右側に逃げていて、重心がやや右に傾いている。ターゲットのホールドに対して、やや右斜め下方向に体が逃げている分、デッドの距離が遠くなっている。そのため、デッドの瞬間に左足に乗り込み気味に、体全体を左側に倒す動作を交えながら取りに行っているらしい。
(右に下半身を逃すと、右肩があがりやすくなるような錯覚にとらわれるのだけど、実際は腰が遠くなっているのでかなり届きにくい)
というわけで対策としては、
・もう一つ前の動作で右足を高く引き上げる時、左足一本に乗り切っておく(重心が右に残ったまま、左手のサイドカチに対してレイバック気味に右足を上げている)
・左手のサイドカチをもうちょっと引き付けるとともに、右足をしっかり踏んで重心を左に戻す
このあたりが改善点になるのかな〜
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