2015年7月30日木曜日

駆け付けボルダー


先日、お邪魔した弟からLINEが。

「あのさ、家に山パンツと靴下があるんやけど・・」

んんん〜???

・・確かにないわww


やっぱりドンくさい兄貴なのでした。
送ってもらうのも申し訳ないので、弟の会社の近くまで取りに行こうかという話に。
じゃあジムでも行くかということで、TWALL江戸川橋で待ち合わせをすることになりました。

折良く、福岡から出張中のFくんからもジムへのお誘いがあったので、一緒に登ろうという話に。会社の知り合いに弟、弟の後輩4名という変わったメンバー。

ここも例によってグレーディングがものすごい粗く、テープによっては「7〜4級」ってのまでありました。安定の Twallクオリティw




Fくんと二人でどっかぶりの壁に移動。
しばらくかぶり壁を中心にやっていたせいか、5級くらいの課題をさくっとゲット。


最後にまたスラブ壁に合流して、4級くらいの課題をあーだこうだいいながらセッション。割と得意なバランシー系なんだが、スローパーでのマッチ、体の入れ替えがどうしてもできず。少し光が見えてきたところで時間切れ〜。

夜10時からの夜通し会議へ向けて会社に戻らねばならず、無念の中座です。

オマイら、アタイの噂話はするんじゃないわよ。
あと会社を抜けてきたからフェースブックにタグ付け禁止な!
と固く念をおして出たのでした。

(もちろん山パンツは無事に回収。ありがとう弟よ!)


たった1時間で2000円払ったので、ちょいともったいなかったな〜。
会社の近くのジムを探して、定期パス買おうかなあ。

2015年7月28日火曜日

駆け込みボルダー


仕事帰りに1時間だけTwallへ。

関係ないけど仕事でテンパりだしたら、ジムに行くのも億劫になり、余計に気分がふさぎ込む・・・というデフレスパイラルってありませんか?

あ、ないですか。そうですか。


仕事が山積している中、無理に行くとあとで後悔しそうで気乗りがしなかったのですが、行ってよかった!やっぱりスッキリするね〜^^

フツーに5級あたりを触ってから、マンスリー(ウィークリー?)課題の4級をトライ。
スタンスが悪い課題で、いきなり出だしで左膝をぶつけて落下。いででで〜!!

数トライでラスト2つ目の高いホールドまで行ったところで、また足を滑らせて左膝をぶつけて落下。ぐわわわわわ〜!

・・と悶絶しましたが、意外になんともなくトライ続行。
こんなところで、仕事に差し支える怪我をしたらシャレにならんww

大きな音に気付いてきてくれた、いつぞやの美男美女クライマーが、アドバイスをくれてなんとか解決。やたー!大岡山の4級ができるなんて〜。

というところで、閉店時間。
慌ただしい中ですが気分よく帰宅したのでした。

なんとかレベルを落とさない程度にジムに行けるといいなあ。

2015年7月26日日曜日

割れ目を愛でる兄


日曜日はのんびり起床。

弟がクライミングをやってみたいというので、せっかくならとロープとボルダーができるジムを検索して、弟宅から一番近そうなベースキャンプへ。


別山尾根を登るのに、そこまでの技術がいるのかは分からないけどねー。
(カニの横ばいの出だしで、足の踏み替えとか対角バランスが必要だったようないらなかったような気はする)

まあここのところジムにも行けなかったので、兄としては大歓迎です。


まずはボルダーでお遊び。
弟はまだ対角バランスが分からないようだが、正対・ダイナミック系ムーヴでガンガンと攻めています。そんなに急がなくていいんだよ〜。

僕はかぶったマッシュルーム壁の3級を1本ゲット。なんと3撃。
おお、3級を軽く落とせるようになってきた??

調子に乗って、2級に触ってみたがボテボテ落とされ続けて終了〜。


次にロープへ。もちろんトップロープ限定。
ここでも順調にグレードを上げ、10aを2本くらい落としてついに10bへ。はや!


せっかくなのでトップロープビレイのやり方と注意点を教えて、僕も何本かトライ。


入間クラック〜!



むふふ、あわよくばやってやろうと思っていたのだよ〜。
一撃でした。TRだけどw

クラックはだんだんと細くなり、シンハンドからオフフィンガーに近づく上部が核心かな。これはcherroさんとか得意系じゃないかしら?


弟は、割れ目を楽しそうに登る兄貴を、不思議そうな顔で見上げていました。
み、見世物じゃないんだからねっ!


振り返ると、かのユージ大先生が若いボルダラーとワイワイセッションされていました。
おおお、初めて見たよ〜。

興奮する兄を尻目に、弟はすっかり10bにはまって、なんと閉店時間までトライ。




ムーヴは固まったから、あとはフレッシュな時に再現できたら行けそうだね〜。

僕は最後に5.11b(TR)を落として終了。
久しぶりのジムは楽しかったな〜。


次はお盆の室堂!
さてさて、どうなることやら。

2015年7月25日土曜日

妙義山トレーニング再び


弟がここ数年、山にはまっているらしい。
夏の劔に登りたいので一緒に来てよ、というお誘いがやってきました。

えええー、一般ルートでしょ?
劔・立山はもう何度も登ってるのよね。
それに、お盆の室堂なんて渋谷並みに混むからねえ。
どうせ行くならバリエーションやりたいしさ・・。


いろいろ抵抗してはみたはずなのだが、交渉ごとに弱い兄はまんまと言いくるめられてしまい、ガイド係に確定。

まあ・・かわいい弟君だからね。
勝手に行って事故起こすのも危ないし、仕方ねえなあ。


とはいえヤツがどれくらい登れるのか全くわからないので、お互いに休めそうな唯一の日程を合わせて、妙義山へ。なんちゃって岩トレです。






はらりさんと来たのがもう3年前。懐かしいなー!
あの時も劔のためのトレーニングだったよなー。



慎重派の弟を信頼してルーファイを任せてみたら、のっけからショートカットに誘われてボロボロのルンゼに突入。兄が止めるのも聞かずにどんどん進む。





おいおいおいwww

見た目と実際の難しさは違うんだぜーと言いながら、崩壊沢を決死のトラバース。
まあこんなこともあろうかとロープとハーネス2人分は持っているのだけど、こんなところではロープも出せやしません^^;
(さすがにかなり反省してました)


なんとか見つけた薄い踏み跡をたどり、1時間ほど遠回りして予定ルートに復帰。

さて、奥の院からは鎖場が続きます。




おうおう、手登りだねえ手登りだねえ。

弟は運動センス抜群。
サッカーをしていると習ってもないのにオーバーヘッドを繰り出すタイプです。
体が自然と動いちゃうというモテ系男子ですね〜。
ボールを踏んづけて捻挫するドンクサ系のワシとは、血を分けた兄弟だとは思えません。


そんな弟を上から目線で「指導」する日が来るなんて。うしし〜ww


まあでも、飲み込みが早い弟はあっという間にそれなりのムーヴをこなすようになってしまいました。

とてもザン・・いや、頼もしいことです。


そして露出感あふれる登りの鎖場へ。




ドヤドヤ!これが兄貴の余裕やで!
鎖なんてつかわへんからなっ。



ちなみに3年前はこうでした。(タラーン!)




引けてますねー。引けてますねー。




太陽礼拝中だと言っても、普通に信じてもらえるレベルです。

そんなことより、スリングでセルフを取ってるのが気になる?
いいところに気づきましたねえ奥さん・・


実はダイニーマでヴィアフェラータもどきをしていたのでした。



無知って怖ええ!!!
良い子の皆さん、ロープワークはちゃんと教わりましょうね。


ま、そんなことには全く触れず、白雲岳へ登頂。

ロープもあるので、ここで懸垂下降体験をやってみました。
時間的にエスケープすることになりそうなので、おまけですね。





ここではらりさんと練習したんだなあ〜(遠い目)

この後さらにルートロストをして、天狗岳直下を大きくトラバースをして登り返すなどしましたが、なんとかかんとか相馬岳まで到着。




ここで弟が暑さにやられてグロッキー気味になり、敗退を決めました。

前回もここまでだったような。バラ尾根には縁がないのね〜。




下山後は温泉で汗を流して弟宅へ。今日は暑かった!

奥さんがいないのをいいことに、二人でしこたま飲みました。
ま、劔へ向けて、岩稜歩きのいい練習になったかな〜。

2015年7月20日月曜日

写真のチカラ


ずいぶん更新が遅れましたが、先日の連休に息子と山に行ってきました。

幼稚園以来の登山を続けて、ついに日本10高山を制覇した息子さま。
高山ハントは一旦お休み。御嶽山だとか、行けない山も入ってくるからね〜。

今年はどうするかなーと聞いてみたら、意外に乗り気。
夏休みの最初なら空いているぜ、というお返事をいただきました。
今後は100名山コレクターになるようです(笑)。

テント泊したいというので色々と雑誌を見ていたら、息子の方から五竜岳に行きたい!と具体的な名前が。




数年前に雑誌で見た写真がとてもキレイで、それ以来、強い印象に残っていたようなのです。写真の力ってすごいんだね〜!!


遠見尾根か。長そうだな・・。
久しぶりの登山だから不安だなんて、今更言えねーw

そういや、山頂に登るのって1年ぶりくらいです。
(山頂にはあまりクラックがないからねっ)


歩くこと4時間、なんとかかんとか五竜山荘に到着。




テントを立てて飯を食い、さてどうしよう。




今日は五竜にアタック、明日は唐松岳まで回って八方尾根を降りる予定です。

しかし・・明日午後の予報が微妙なので、唐松はあきらめ同ルートから降りた方がよいかな、という判断に傾きました。

じゃ、五竜も明朝に取っておくかな。





ワシも仕事と運転の疲れでゆっくりしたいよ〜。
ということで、息子様と協定が成立。




よおし、今日はもう昼間から酒飲んじゃうぜ。
トランプでもやろうな〜♪

極めてテンションの高い子供と9時過ぎまでウノで盛り上がり、お隣のテントの方にご迷惑をおかけしました・・(すみませんでした!)

さてさて翌朝は快晴。



後立山の稜線は本当に美しい〜!
息子も「いつか白馬から鹿島槍まで縦走したい!」という夢を持ったようです。(シメシメ)






朝の空気は澄み渡っていて、富山湾が劔の向こうに見えました。
なるほど「大窓」・「小窓」ってこういうことなのね〜。





どんどん上がってくる夏の雲を横目に見ながら、昼ごはん。
楽しかったね〜。

帰りの遠見尾根はただただ長い。足を少し痛めたかも。
うむー。こんなんじゃあ夏山行けないぞ。





ともあれ、楽しい夏の思い出ができました〜。

次はのんびり雲の平でも行きたいなあと思うオヤジなのでした。

2015年7月18日土曜日

木枠をたずねて三千里


葛西ロックランズで最近、インドアクラックができたらしい!
人気ブロガーmepanna姐さんからも名指しの挑発営業活動をいただきました。


ナヌ?10台が二本?面白そうじゃないか。
日吉で鍛えたインドアクラックの技を、木枠界の新参者たちに見せてやろうじゃないの〜。ぶんぶん。


連休初日に半日ほど暇があったので、インドア木枠教の高弟、cherroさん・海坊主さんをお誘いして、偵察へレッツゴー!


ジムは高校生の集団でとんでもない混雑。

密集空間の中、いたるところでクライマーが大フォールしていて、オジさんハラハラ。


・・しかし、木枠周りは終日無人でしたww

女子高生たちに、「カンテを変わった登り方で登ってる人がいる!」とひそひそ言われたのが数少ないリアクション。
あうあう、これカンテじゃないんだよー!(笑)


クラックは二本ありました。
まずは入り口の5.10bにトライです。

結構長い、そして被ってる!






と思ったけど、あっさりオンサイト。
海坊主さんも一撃。
cherroさんは4番サイズになってくるところが突破できずでした。

拳が小さい女性には圧倒的に不利なルートですね。

体感では、拳が大きい男性には甘めの10aくらいかな?
4番サイズでフィストも決まらない女性だと10c〜10dは欲しいのではないでしょうか?「間をとって10b」というパターンかしらんw


奥のかぶったシンハンド5.10cもトライ。
こっちは城ヶ崎並みに短い。
でもかなり被ってる〜。




これはcherroさんがスイスイ。フリをうまく使ってかぶりを逃すムーヴが上手なんですね〜。僕より全然力が入っていないようでした。

先日カサブランカのオンサイトで、一番弟子の座を脅かす存在になった海坊主さん。よおしとばかりに取り組んでいましたが、ここはボトボト落ちまくり、順調に「メフィスト権」の借金を積み上げておられました。
きっと姉弟子に遠慮があったのでしょうw


その後、うっかりフェースのイレブンに手を出してみましたが・・・
ただただ落とされ続けて、ついに1本も落とせずに退散しました。




強度高い〜。指痛めそう〜。


最後にcherroさん用にということで、10bクラックでリービを実演。




・・・しようとしてみたけど、かぶっていて僕の実力では無理がありすぎましたww

あと、左側に体を傾けないとクリップが遠すぎるかもですねえ。


平日はなかなか他のジムに行けないのですが、たまの木枠遠征も楽しいものですね。
今度はベースキャンプのクラックを味わう旅を企画するかな〜ww

海坊主さん、cherroさんありがとうございました〜!

2015年7月16日木曜日

嵐の夜の日吉道場


木曜日は海坊主さんと日吉。
怪我明けのcherroさんも久しぶりにいらっしゃいました。

台風がきてる?
クラック狂徒にそんなものは関係ありませんw

仕事で遅刻してしまい、「駆けつけ3本」という指令をいただいてアップ。
が、いきなり5.11aは無理がありすぎました・・。

最後ちょっとチートっぽい解決をして気になっていた、ルーフの黒四角(5.11a)を無事クリア。そろそろ左側の長いルーフもやんないとなあ。




この後、左右反対のリービをトライしたけど、途中でフォール。
腰をもっと近づけたいですが、工夫が足りんのか、右の股関節が堅いのかな〜。



フィンガーも落ち・・



とほほな感じで終わっちまいました。

最後は反省会ならぬ祝勝会〜。
嵐の予感が漂う中で、海坊主さんのカサブランカ祝い。
木枠でのジミ練が実りましたね^^
本当におめでとうございました〜!

2015年7月12日日曜日

サイコロ遊び



日曜も快晴。



濃厚な「出し切った感」が漂う朝のテント場で、「kozzzzyさん、どこへでも好きなところへ行ってくださいね〜」というありがたいお言葉をいただきました。


・・ナヌ??行きたいところだと?



そしたら「枯れ木を落としたよ」だねー♪





ではみなさん、セレクション2P目終了点まで来てください。





・・とは言いませんwwww




みんなで遊べるところで!ということで、母岩でアップ→兄岩・父岩というプランになりました。

しっかし母岩下部は想像を超えるビショビショ。







濡れクラックは得意といえど、苔がびっしりの濡れスラブはさすがに無理だわ~。

・・ということで、ジョイフルジャムを経由して父岩へ行くも、ルートが混んでいたので断念。



あらためてルート希望を相談すると、女王・組長ペアは兄岩スラブをやってみたいとのこと。

昨日、魂のオンサイトで、割れ目会の大司教に昇格した海坊主さんは、今日はもういいです、というお話。


ええ??まだ朝ですよ?
マガジンはいいの?
サンデーもありますよ~?



いまいち生命反応がないゾンビ司教。
これは!ということで、サイコロ岩までお出かけしちゃいました。


画面中央にあるモアイみたいな岩ですね。
廻り目平に入ると必ず最初に見えてくる、小川山の象徴みたいな岩なんだよね〜。






最初に小川山に来た時から、いつかはこの岩に登りたいと思っていたのですよ。
5.11台は遠〜い未来だと思っていたけど、今となっては行けるじゃないか。


おばさん岩から2ルートあるようなのだけど、ルーファイしやすそうな岩峰伝いの道を・・と思ったら、これが大変でした。フィックスロープはボロすぎて頼れないし。






お供のゾンビ司教が心配で、ついに上からロープを出しましたがなんとか到着。


どどん!





あらん、カッチョイイじゃな〜い!


残置スリングが下がっているのが星付きのシュロス・アドラー(5.11c)。

あれが・・1ピンですかあ。(あんぐり)
下段は岩がボロボロ崩れている。


やる気だった気持ちが急速にしぼんでいき、恒例のオブザベ敗退。


裏面のサイコロルーフ(5.11b)を見ると・・こいつもまた取りつくシマがない感じ。







1P目がこれまた高い。
いくらリーチでごまかせるとはいえ・・ハング下から手が届く距離なのか?


「あの・・サイコロ見学だけにして帰ってもいいですか・・」

いまさらウジウジしている僕。

このルート、オスマークがついてるし、パワー系苦手なんだよね〜。


ブツブツいってたら、海坊主博士から

「kozzzzyさん、このマーク(♀)、メスですよ。」

という鋭いご指摘を受けました。



ええええ?そうだったの??ww



・・・というわけで、恐怖にヒイヒイ言わされながら1トライ目。

カチあり、ハングあり、スメアあり、パーミングありの実にテクニカルなルート。

トップアウトしてからの降り際、ちょっとバラしていいですか〜?と言いながら、各核心をバラしにかかる。

最初のハング越えから安定したスタンスに立つまでの手順がかなり厳しくて、5度・6度・7度とトライがかさむ。

あああ、こんなにやったらトップロープトライじゃないか・・


イカンイカンと思いながら、サイコロを登ってみたい誘惑に負けました。







完全にバラしたところでゾンビ状態に突入。

海坊主さんお待たせしてゴメンなさい。


そして2便目・・






うほほい〜!やったった〜!!!!!





海坊主さんありがとう!!
高いところから失礼します。(ぺこりん)

え?メフィ・・メフィストがなんだって?聞こえな〜いw


てなわけで、海坊主さんに多大な迷惑をかけつつ、明るいうちに無事下山〜!!

みんな「ヘッデン下山」というシナリオを想定していたらしいのですが、期待に添えなくてすみませんでした。
5.11は1本・2本でお腹いっぱいよ〜w


久しぶりの小川山、花崗岩ならではのスラブ修行を心ゆくまで楽しめました。
海坊主さま、女王さま、組長さま、お誘いありがとうございました〜!


また行きましょう〜!!



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(本日の成果)

ジョイフルジャム(5.9)   アップ
母子草(5.10c)2RP     通りすがりのおばさんにちょっかいだしたら予想以上に引き止められたw
サイコロルーフ(5.11b)2RP 落ちられない箇所多数!怖い!楽しい!


2015年7月11日土曜日

かがやくカシオペア


ここのところ週末の予定をいれていなかったのだけど、土日は久しぶりのピーカン。

仕事も片付いたので、山にでもいくかなあ?

・・と思っていたら、海坊主さま、アメ雪女王さま、組長さまから外岩のお誘いをいただきました。感謝、感謝〜!

小川山?もう外岩に行けるならどこへでも〜。
最近練習してるから、フェースでもやってみます。




やっぱり小川山キャンプは楽しいね〜。




今日は姉岩・妹岩へ向かうことになりました。

龍の子太郎でアップしたら、ワイドムーヴ限定はやっぱり行き詰まり、結局レイバックになってしまいました。

宿題の横恋慕をなんとかクリア。
10aの設定なのに、最後に「10cワイド」と書いてある謎のルートですw
相変わらず最後の部分のルーファイが謎でしたが、まあいいや。




そして今日のメインディッシュ、カシオペア軌道!
昨年、1ピンより先が全くわからないまま敗退したルートです。

体感で5.10d以上ありそうな激辛スラブでした。
ボルトはたった2本。もちろん要所にカムを決めますが、ばんばんランナウトします。





ハートが極限まで試されますが、取り組んでみてよかった〜!
小川山の開拓期のフリー精神がビシビシ感じられる超好ルートですね。

ただ人に勧めるにはちょっとアレかもな・・(笑)

女王様、かっちょいい写真ありがとうございます〜!

海坊主さんの魂のカサブランカOSもあり、とても充実した一日でした♪




ナナーズにはパタゴニアショップがオープン。
これ、クライマーにとっては夢の職場じゃないかw


海坊主さん持参のワインを楽しく呑みつつ、組長のレタス豚しゃぶを美味しくいただきました。山好き・岩好きの会話は楽しいね。

仕事漬けの毎日、これがやりたかったんだよね〜^^




睡眠不足なはずなのに、楽しすぎてうっかり夜更かし。
明かりを消すと、満点の星空がキラキラと輝いていました。


さて、明日はどこに登るかなあ。


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(本日の成果)

龍の子太郎 再RP      核心で膝が挟まって痛かった。
横恋慕(5.10a)通算2RP     最後は10cワイドの方向に行くべきだったのかも。
カシオペア軌道(5.10b)通算3RP 落ちない登りは得意とはいえ、グレード辛すぎ。
              今度は2P目もやってみたい。
カサブランカ(5.10a)    人を見てたら登りたくなった。美しいよね〜。


2015年7月9日木曜日

都会の薫風


マントルが苦手なんだよねー。
外岩とかだと、マントルをみた瞬間に、口から「テンション」って言葉が出るくらい。
ほんと苦手すぎてねー。

・・という話を某ツヨツヨボルダラーにしてたら、「麻布十番のB2がいいですよ〜」という猛烈オススメを受けました。

調べると、会社からも時間がかかりすぎず、なおかつ帰りが近いというなかなかの立地!
通勤途中にある貴重なジムの存在にいままで気付かなかったよ。


駅から雨の中を10分。正面にボルダリングジムの映像を流しているビルを見つけて、受付に行くと・・・なんか見慣れた雰囲気。これ、撮影スタジオじゃないかー。

受付のお姉さんに聞いたら、親切に裏口の駐車場のほうまで案内してくれ、業務用の巨大エレベーターに乗るようにとアドバイスをうけました。(そんなんオンサイト無理!)

撮影器材とかを運ぶ巨大な搬入エレベーターへ恐る恐る入ると、けたたましくブザーがなって、重い金属音と共にドアが閉まりました。

ゴッゴッゴッゴゴゴ・・・・ズズーン。

ブーーーーーー!

ガガーと反対側のドアが開いて、恐る恐る入ってみたら・・






おおう!オシャレ内装だこと!!





入会案内のビデオから、ちょっとした小物にいたるまでいちいち都会な感じです。
山屋と岩屋に囲まれて生活しているおっさんにはちょっと眩しすぎ。
背中がかゆいわ!


天井は高くていたるところに照明器材の配線が通ってるあたり、元はここもスタジオだったんだろうと思われます。




部屋の奥にあるのがマントル壁。
マントルを返すと後ろは通路になっていて、半周回って手前側に降りてこられるつくり。

やってみたところ、マントル核心というよりはハング核心って感じでした。
まあ2mほどのマントルで落ちたら怪我するから、そうだよね。


4級をたくさん、そして3級を2本ほど落として終了。

目の前で何度も落ちていたのを見かねてアドバイスした子が、振り返るとモデルのような美女だったりして、おっさんが落ち着いて練習するにはハードル高い環境でした。

ま、とはいえ課題は面白かったし、人もフレンドリーだったので、気が向いたら会社の帰りに行ってもいいかな〜。

2015年7月7日火曜日

リービな火曜日


火曜日は海坊主さんとアメ雪女王さまとのジム練。

またまたビッグロックに来てしまいました。
最近会社帰りが遅いので、三鷹に全然行けないのですよね〜。

そんなわけで、ルーフで残っていた5.11a宿題をさらっとクリア。通算2撃。
あれあれ・・ここところジムばかりだから、ルーフ力ついてきたのかも?^^
まあ急に保持力が伸びることはないので、コツがわかってきたのでしょうね。

疑惑の黒四角■をやってみたけど、最後の最後でテンション。
ルーフのところで強度に耐えられなかったけれど、もう少し洗練させたらできそうだな。



というわけで、デザートの木枠ターイム♪
先日のフィンガーで指関節を痛めてしまい、フィンガーはお休み。
(ホールドは持てるが、ねじる方向に曲げると痛いのです)

てなわけで、課題となっていたリービを何度か丁寧におさらい。

足の感覚がようやくわかったよ!
まずは、上の足が甘くて、ガストンが効かないパターン。



(腰が離れ、体が回りそうになっている)。

上の足がキレイに効いている場合は、腰が入りガストンが止まるのです。






コツといえば、左足を目一杯ハイステップで、つま先の角度を少し下げ気味(かかとを上げ気味)で深く決めるのがキモでした。

なぜこれで腰が入り、ガストンが止まり、そしてムーヴが起こせるのか?

自分なりの理解はあるけど、このムーヴを素人風情が解説するのも憚られるので(笑)やめておきます。気になる人は会ったら説明しますね〜。

ともあれ、右手ガストンの位置を高くできないとか、左手が肘から入らないという人は、一度、もう思い切りハイステップしてみると良いかと思いますですよ。

今後は左右逆にしてもうちょっと洗練させてみようっと。


最後は〆のルーフクラック、そしていつものワイドを終えて終了!
ルーフクラックは順手でやらないとなあ〜。(といつも思うがやれない・・)

海坊主さん、女王様、ありがとうございました!
またジム練行きましょう〜^^

2015年7月5日日曜日

ライバルは小学生


日曜日は雨。珍しくボルダーづいている子供からのリクエストでロッキーへ。

5級が目標だそうな。
おうおう、なかなかいい心がけじゃねえか。

でも実際来てみると、親父に似てハートが弱い息子は、7級から離れがたい様子。
勇ましい言葉の割には、1時間以上ずっと易しいルートでアップしていたけども(笑)、ついに一念発起して5級へ。

これをしっかりクリア〜!



記念すべき初5級(赤の階段マーク)


えーコレコレ、上達がちょっと早すぎないか?
ちなみに親父は4級なんだけどさ・・。

次にもう一つ5級を落として、すっかりご機嫌です。



ま、初心者向けスラブ壁の易しめ課題だし、おそらく子供でも届きやすい設定なんだろうかね。ブツブツ。

ワシは父の違いを見せつけるべく、いかにもパワフルな球状壁へ。
先週、宿題に残した4級があるのです。

この課題に取り組んでいるツヨツヨ小学生女子がいて、はからずも息子と年が変わらないくらいの子と交代でRP争いする羽目に・・。

最後は大人げなくリーチの差を見せつけてやりましたよ。ふっふふー。




この核心、いかにもボルダームーヴっぽくて面白かったです。やや甘い左手ポッケが外れないように、右手のアンダーを強く保持してデッド、両手で上下からホールドを挟み込む感じ。ボクチンにもこんなことができるようになったなんて〜(涙)

ま、息子の前で小学生に負けるわけにはいかんからな・・(ハアハアハアゼイゼイゼイ)


次に隣の3級に手を出したら、なんとクリア〜!!

息子も小学生クライマーズに触発されて、かぶり壁をお触りしてました。




フラッギングとかしてるし。
そ、そ、そんなに急がなくていいのよ〜ん!

僕はバランシーな3級をもう一つ、なんとか完登して終了。

やっぱり息子の追い上げがあると、グレード更新も早いわーw



好物の餃子屋に連れて行き、軽く反省会をして日曜日は終了〜。

別にライバルを太らせようだなんて思ってませんからね!