今日は晴れ。
予報は、サイトによって晴れ・曇り・雨・雷・・といろんなマークが賑やかにおどっている。不安定で変わりやすい天気ってことかな。
おととい偵察したSmoke Bluffsのやや上部、Penny Laneエリアが良さげだったので再訪することにしました。アプローチ至近のここなら、天気に応じて臨機応変に移動できるしね。
まずはやりたかったPenny Lane(5.9)で楽しいアップ。
ここは上からの眺望がとってもいいです。
チーフの北西面が見えて、神が狙っているマルチのラインをいくつか教えてもらいました。
こうして見るとめちゃめちゃカッチョいいね。
このルートはオススメですよ奥さん!
順番待ちをする間、遠くの雲行きが怪しくなってきた。
ローカルクライマーに聞くと、チーフの方向は晴れていそうだが、町の反対側にある山はもう降っていると言う。
「先にやっていいですか?」とあせる神。
どーぞどーぞ!
僕にはかなり苦手な形。ところどころが閉じたフィンガーなので、悪い足と片手の指だけで体を強く引きつけて、大きく手を出すのだろう。
神はバランシーな小核心からいったん降りて体勢を立て直したり、悪い姿勢を片手の指だけで維持しながらカムを差し直したり、じりじりと着実に進みオンサイト!
気合に応えたのか、つかの間の晴れ間さえやって来てましたヨ。
神スゲー(゚o゚;;
んで僕の番。
取り付きにいくとパラパラとした細雨を感じ、戻ると雨も止む。
行きつ戻りつ2・3度繰り返した後、諦めて突入。
離陸はギリギリこなしたが、貴重なフィンガースロットにカムを突っ込んでしまってイキナリ詰み。さらに中段のバランシーな小核心で2・3度のフォール。
15m前後の短いルートなのに、見上げた先が果てしなく遠い。
ポツリ、ポツリ、と大粒の雨が地面を叩き始める。
昨日はあんなにツイてたのに、今日は持ってないなあ・・。
震える足を踏ん張りながら、小核心を突破するために載せようと思っていた小さな粒カチを見つめる。
乗れるはず。乗れるはずだ。
と、たまたま落ちてきた雨粒が粒カチにクリーンヒットした。
ああ、ダメだ・・・
ルートに残していたトップロープを引き抜いていいか?という声が、下のクライマーから届く。
「あ、待って待って!ロープをゴボウさせて欲しいんだけど?」
降りると雨は止んでいた。
パニックだったよね、と取り付きのクライマーからは笑われてしまった。
上部はオンサイトで残したのでまた来よう。
パニックだったよね、と取り付きのクライマーからは笑われてしまった。
上部はオンサイトで残したのでまた来よう。
今日は僕の日じゃないな。
ここから神に付き合って南へ大きく離れたMurrin Parkへ行ったが、こちらも降り始めたので再びUターン。チーフへ向かい、気になっていたExasperator(5.10a, 5.10c)をトライ。
神が順番を譲ってくれたので、無事オンサイト。
(そう、このグレードでしかオンサイト狙えないのです・・)
最後にPeasant Routeというマルチへ。雨がまたぱらついてきたが、またすぐ止むだろうという読みで小雨の中、滑るレイバックをこなして3P目を終えたところで大雨!
げ・・やっぱり持ってないわ。
凹角を流れ始める滝のような流水の中、懸垂敗退。
ゴッドさま、ロープを濡らしてしまってごめんなさい。
夕刻、また空が晴れ上がりましたが、すっかり登る気はなくなりダウンタウンへ。
げ・・やっぱり持ってないわ。
凹角を流れ始める滝のような流水の中、懸垂敗退。
ゴッドさま、ロープを濡らしてしまってごめんなさい。
夕刻、また空が晴れ上がりましたが、すっかり登る気はなくなりダウンタウンへ。
でなわけで、夕日に映えるガリバルディ山の麗姿を眺めながら帰途についたのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿