2016年7月10日日曜日

チーフ偵察



さて、今日からクライミングだ〜!登るでえ〜( ´ ▽ ` )ノ

まずはキャンプ場から近い岩場、The Bulletheadsへ行ってみることに。




炊事場あたりからトレイルを詰めていくと、すぐに岩が見えはじめました。湿り気たっぷりの森の空気。苔むした岩。

雨上がりの瑞牆のような雰囲気です。




浸み出しで黒っぽくなった岩は一面苔むしていて、最近登られた形跡があまりない。

南面だからすぐに乾くはずというのだけど、うーん・・。この辺りは見送ることにしてもらいました。海外まで来てこれはないよ〜。

そのままチーフ中央の方面へ横移動しながら偵察を続ける。

このエリアは「弾頭」という名前が示す通り、チーフの前面にはりついた顕著な岩峰で構成されている。





日本だと、ヤスリだとか烏帽子だとかマラだとか(笑)、そんな感じか。

弾頭の裏に回り込み、チーフとの間の急峻なルンゼをフィックス頼みで登っていくと、露出した2階部分に出た。




お、ここは乾きが良さそう!


ただ初日にやるにはグレードが厳しそうだな〜。
雨上がりだからまだ中が湿っていることもありそうだ。




ここならいつでも来れそうだからと、またも見送りとさせてもらいました。
11台は十分にオンサイト圏であろう神と、11が本気の限界トライになる僕とでは、どのあたりで手を打つかという判断が難しい。

ともあれ横移動を繰り返すと、ようやく人のいる場所にたどりつき、ついに手頃なすっきりとした10台をハッケン〜!




まあこれが長いこと長いこと。この短そうな奴が35m!

壁のスケールが大きいので目が騙されるのだけど、カムの配分がおかしくなって盛大なランナウトをしました。

アップ後、上部へ登って2ピッチ目の5.11aをトライ。
しかしお互いに最後のフェース部分のルーファイに失敗してRPならず。




気がつけば夕刻なので、神も深追いはせずに今日は撤収〜。

今日のエリアは、マルチも多く、ルートの密度はまばらな感じ。後から考えると乾きのよさそうなショートルートの岩場に狙いを絞り、数多く登り込んでもよかったかもしれないが、この時はのんびりしたものでした。貴重な晴れの1日だったのに!







そうそう、この日は名ルートとして評判のExasperaterを見学。混んでいたので見送りましたが、滞在中に絶対トライしたいな〜!

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