さて、就寝は随分遅くなり、目覚ましもかけずに爆睡。
周囲の音で目覚めたらもう朝でした。
ところで、名張は春秋の岩場らしい。
そういや、テン場でも岩場でも、一人のクライマーにも会いませんねえ。
アプローチもなんだか薮っぽいし、ルートは砂やら草やらが詰まっているし、虫も多いし、完全にオフシーズンに来てしまったのでしょうかw
んなわけで今日はスケールが長大な屏風岩です。
神は短い5.7くらいのクラックでアップ、つづけて隣の5.10cフィンガーをガチトライ。
昨日の様子だと、1日にトライできるルートは3・4本くらい。
やりたいラインはとっととやったほうがいいようです。
ましてやツアーとなると、次にいつ来れるかわからないものね〜。
ましてやツアーとなると、次にいつ来れるかわからないものね〜。
クラック(とパートナーの顔)を慎重にオブザベし、今度こそはフィストサイズだろうと読んで出発!
これが、すんごく素直でめちゃくちゃ楽しいルートでした。
こういうエンクラは最高ですね〜w
こういうエンクラは最高ですね〜w
5.11bに泥コケをまぶしたような鬼ルートでしたが、グイグイと天に向かって登っていかれました。
下降はロープ2本を連結して降りるという、超長ルート。
カックイイな〜!
よ、よおし。
僕も名張に来たからにはガッツリした割れ目を攻めようっと!
僕も名張に来たからにはガッツリした割れ目を攻めようっと!
これがのっけから4mほどレイバック。
一度離陸したら、写真の小レッジまで絶対に落ちられない。
上部はマシかとおもったら・・ハング越え、砂まみれのオフフィンガー、泥と浮石まみれの外傾テラスへのマントリング、続いてカムがほとんど取れないワイド・・・
長かった〜!!
写真からではもはや何をやっているのかわかりませんw
はじめて神に褒めていただきましたが、いろんな意味で、天界に近づいていったような気がしました。地上に帰ってこれてよかったよかった。
いやー5.10bとか辛すぎですよねえ。
あれ?ジャミング紳士のブログには「5.10c」と書いてありますね。
ナヌ?!!オンサイト限界グレードじゃないか!
それがわかってたら辞退してたわ!!
異様な長さといい、総合格闘技的なところといい、不動沢JECCルートと近いものを感じる超個性派ルート。ていうか、グレード的にも同じくらいほしい(笑)
記憶に残る充実の一本でした。
最後は神のフィンガー修行を見学して下山。
きっちりRPまで持っていくあたり、さすがですね〜。
連日遅くまで遊んだせいで、相変わらず睡眠不足は続くのでした。
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面倒な渡渉がなく石飛びで行けるのが嬉しい。名張といえばワイドのイメージですが、ここはフィンガー〜シンハンドが多いように感じました。
ただ、かなりのルートが藪と苔に覆われていましたこともあって、僕レベルが触れそうなルートはあと1・2本あるかどうか?という感じ。オフシーズンだと思うのですが、最初の二日はくもりがちということもあり、案外快適でした(虫を除くw)
次に来るときは5.11台に触れるようになっていたいな〜。
(今日の反省)
・ギアを二度も落としてしまいました。よくあるパターンとして、ギアラックを体の左右に振り分ける時に、カムやナッツキーがロープや股に引っかかったりすることがある。強引に引き抜いていると、一部のギアが一回転したり、隣のギアに巻きついたりして、ラックがねじれることがある。再現実験をした感じでは、どうやら一回転したギア同士が干渉して、カラビナのゲートが押し開かれることがあるようだ。狭いワイドや凹角などでギアが下から体に押されると、開いたカラビナがラックから外れて、他のギアに乗っかった状態になり、数歩上がったところで唐突に落下する。これが僕がよくやらかすパターンのように思う。
神を見ていると、ギアの振り分けをこまめに丁寧に、かつ凹角に入る前の早い段階でやっていることがわかる。特に丁寧に順番がねじれないように揃えておくことを意識することと、また苦しい場所に突入する前にこまめにギアラックを整えるだけでも、落とす確率がずいぶんと減らせることがわかった。今後は習慣付けようと思う。
・取り付きについてから登るまでの準備がまだまだ遅くて神を何度も待たせてしまった。登るスピード自体も、落ちにくいクライミングを意識しているとはいえ、判断を早くして、もう少しスピードアップを意識していきたい。たぶん回復スピードが遅くて、ルート上でいちいちレストが必要なのかもしれないが、それも普段からの練習で意識したら改善するかなと思いました。
ゲレンデで短いクラックを登っている時には大きな問題にならないけれど、アルパイン的な場所に行くと大切な技術だなあと思うので頑張ろう。
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(本日の成果)
名張香落渓 屏風岩
Baby Crack (5.7) FL 名張で最も易しい一本。こんなのもあるのね。
マシュマロマン (5.10a) OS これは美しい!そして楽しい!
文句があるか (5.10c) OS 文句は・・ええ(笑)。忘れられない一本になりました。
※グレードはジャミング紳士さんのブログを参照
面倒な渡渉がなく石飛びで行けるのが嬉しい。名張といえばワイドのイメージですが、ここはフィンガー〜シンハンドが多いように感じました。
スケールがただただ大きく、ここでしか味わえない個性的なラインばかり。一本一本が強く印象に残る粒ぞろいのルートでした。素直なアップもあるし、名張で初めて行く場所としては一番いいかも。
ただ、かなりのルートが藪と苔に覆われていましたこともあって、僕レベルが触れそうなルートはあと1・2本あるかどうか?という感じ。オフシーズンだと思うのですが、最初の二日はくもりがちということもあり、案外快適でした(虫を除くw)
次に来るときは5.11台に触れるようになっていたいな〜。
(今日の反省)
・ギアを二度も落としてしまいました。よくあるパターンとして、ギアラックを体の左右に振り分ける時に、カムやナッツキーがロープや股に引っかかったりすることがある。強引に引き抜いていると、一部のギアが一回転したり、隣のギアに巻きついたりして、ラックがねじれることがある。再現実験をした感じでは、どうやら一回転したギア同士が干渉して、カラビナのゲートが押し開かれることがあるようだ。狭いワイドや凹角などでギアが下から体に押されると、開いたカラビナがラックから外れて、他のギアに乗っかった状態になり、数歩上がったところで唐突に落下する。これが僕がよくやらかすパターンのように思う。
神を見ていると、ギアの振り分けをこまめに丁寧に、かつ凹角に入る前の早い段階でやっていることがわかる。特に丁寧に順番がねじれないように揃えておくことを意識することと、また苦しい場所に突入する前にこまめにギアラックを整えるだけでも、落とす確率がずいぶんと減らせることがわかった。今後は習慣付けようと思う。
・取り付きについてから登るまでの準備がまだまだ遅くて神を何度も待たせてしまった。登るスピード自体も、落ちにくいクライミングを意識しているとはいえ、判断を早くして、もう少しスピードアップを意識していきたい。たぶん回復スピードが遅くて、ルート上でいちいちレストが必要なのかもしれないが、それも普段からの練習で意識したら改善するかなと思いました。
ゲレンデで短いクラックを登っている時には大きな問題にならないけれど、アルパイン的な場所に行くと大切な技術だなあと思うので頑張ろう。
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