2014年10月25日土曜日

メパンナツアーズで行く紅葉の秋山郷


メパさん、じゅんさん、アニキの3人で秋山郷布岩へ。

布岩に行きましょうよ〜行きましょうよ〜と言っていたら、ひょんなことからメパンナツアーズ(株)からお誘いをいただきました(嬉)。

当日は申し訳ないことに、早朝はるばる千葉方面から自宅まで迎えに来ていただき、メパンナ号で関越をひたすら北上。

塩沢石打PAで後続を待つ間、朝ご飯をコソコソがっつく。

誘惑に耐えられませんでしたw




塩沢米コシヒカリのたまごかけご飯。400円なり。これはオススメよ〜。





秋山郷へ入り、すっかり秋の気配に包まれた林道へ。

どんどんと奥へ進む。ナビではすでに布岩山についているはずだが・・
不安になってきた頃、ついに出ました!



カッコいいー!!


さて、ここから取り付きを探さなければならない。
うっかり運転免許を忘れてしまったダメ人間のボクは、「せめてクモの巣払いの役はやりますからね〜」と張り切って先頭に立つ。

草ボーボーの薮を眺めながら、やみくもに前に進んでいくと、メパンナさんが「こっちこっち!」と茂みを指し示す。







「ええ?そっちはどう見てもただの薮でしょー?!」

アニキと二人して、おずおずと女子チームの後をついて行く・・。
まじかよ〜。




言われてみればケモノ道のような踏み跡がある・・・ような気がしないでもない。

なんだか分からないまま、先頭集団が進む涸れ沢のようなラインをつめていく。





出た〜!!デカい!

ボケーとクラックに見とれていると、「こちらが左岸壁、この踏み跡がたぶん中央壁ね」とメパさんがサクサクと先導してくれました。

というわけで、ボクはまったくの役立たず。
(え、いつも通り?)








まずアップとして「3add2」(5.9)。

下部テラスまでは「1/2」(5.9+)・・・のはずだったけど、足が隣のルートにかかってしもうた。









レベルは易しいですが、とにかく長い!疲れる!










高すぎて、下のメパさんがほとんど見えないし。









練習岩をはさんで、0ポイント(5.10b)
全体のカム作戦を考えつつ、大胆なランナウトも交えながら30m近くロープを伸ばして行くのは、もはやマルチピッチの世界。






予想に反して日がさすと、むちゃくちゃ暑い。湯川の日当りがいいエリアと同じくらい。まだ11月でも行けそうですね。

ま、ステキなクラックルート、これから行きたい人もたくさんいらっしゃると思うので、詳しい内容はヒミツにしておきます。

とりあえず1・2本でも味わいたいなら、クラック5.10aクラスをいくつかRPしているくらいだと面白いかしら?

メインの4本全部を狩りに行くつもりなら、小川山のジャクマメや、湯川のバンパイアを2〜3撃しているくらいだと、楽しいエンクラになりそう、というところかな?






ほほほ〜夕焼けに映える季節だなあ♪

というわけで、帰りも薮をガサガサとこいで下山。





湯沢まで移動してわいわいと飯を食べ、新潟の美味しい酒を飲んで健康ランドで眠りにつきました。

二週連続のクライミング合宿。
こんなに遊んでいて許されるのでしょうか?

どうか職場の人が見ていませんように。
南無南無〜。


<今回のツアー成果>

・ 3add2(5.9)  OS    ※下部は1/2(5.9+) を経由
・ 練習岩ハンド (5.8) OS  ※終了点が微妙
・ 0ポイント (5.10b) OS  ※30mほど上がった終了点まで。その上は不明。
・ 誇りはたき (5.10a/b) OS ※終了点とくに注意


<取り付き・ルート状態に関して>

詳しいルート状態、グレード感については、こちらの最新トポかなり正確な印象でした(ただし3 add 2より右側〜右岩壁は未確認)。普通に登れる状態にあるロングルートとしては5.9〜5.10bの4〜5本、あとは短いルートが少しある、といった感じでしょうか。

アプローチについては、林道沿いを、林が切れて、布岩が正面に拝める駐車スペースまで進む。さらに薮沿いに進むと、数本の高い木が立っているあたりに、薄い藪漕ぎ跡が(見える人には見える、らしい)。





写真の中央やや右が入り口。そのまま踏み跡をたどって行くと、左岸壁の基部。


基部からは右方向に明瞭な踏み跡があり、出たところが中央壁。中央壁の顕著なカンテラインに走っている数本のクラックが、それぞれ0ポイント、ワンポイント、3add2。


なお、終了点は慎重な判断が必要。

錆びてくるくると回っている自作支点やら、年代物のハーケン、灌木とも言えないような草木を束ねただけの支点もありました。複数人トライするなら、カムで別支点を取った方がいい気もします。もちろんこの支点でトップロープなぞは論外。
くれぐれもお気をつけて。

例外として、ワンポイント、3add2、1/2には、キレイなハンガーと残置ビナが設置されていました。



<参考> 誇りはたき(5.10a/b)の終了点。

右の2つは細いボルトで固定された自作ハンガー(下の支点は手で回る)。
頼みの綱は左のリングボルト・・。

バックアップビナとスリングはこのまま寄付してきましたが、見ての通り全く心もとない状態です。(分散支点をつくりなおそうと思いましたが、気力がなくなってこのまま降りました。スミマセン・・)

2 件のコメント:

  1. 修行していつか行きたいです。

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  2. いつかといわず来年行きましょう!アニキは特にすごく再訪したそうでしたよ^^

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