メパさん、じゅんさん、アニキの3人で秋山郷布岩へ。
布岩に行きましょうよ〜行きましょうよ〜と言っていたら、ひょんなことからメパンナツアーズ(株)からお誘いをいただきました(嬉)。
当日は申し訳ないことに、早朝はるばる千葉方面から自宅まで迎えに来ていただき、メパンナ号で関越をひたすら北上。
塩沢石打PAで後続を待つ間、朝ご飯をコソコソがっつく。
誘惑に耐えられませんでしたw
塩沢米コシヒカリのたまごかけご飯。400円なり。これはオススメよ〜。
秋山郷へ入り、すっかり秋の気配に包まれた林道へ。
どんどんと奥へ進む。ナビではすでに布岩山についているはずだが・・
不安になってきた頃、ついに出ました!
カッコいいー!!
さて、ここから取り付きを探さなければならない。
うっかり運転免許を忘れてしまったダメ人間のボクは、「せめてクモの巣払いの役はやりますからね〜」と張り切って先頭に立つ。
草ボーボーの薮を眺めながら、やみくもに前に進んでいくと、メパンナさんが「こっちこっち!」と茂みを指し示す。
アニキと二人して、おずおずと女子チームの後をついて行く・・。
まじかよ〜。
言われてみればケモノ道のような踏み跡がある・・・ような気がしないでもない。
なんだか分からないまま、先頭集団が進む涸れ沢のようなラインをつめていく。
出た〜!!デカい!
ボケーとクラックに見とれていると、「こちらが左岸壁、この踏み跡がたぶん中央壁ね」とメパさんがサクサクと先導してくれました。
というわけで、ボクはまったくの役立たず。
(え、いつも通り?)
まずアップとして「3add2」(5.9)。
下部テラスまでは「1/2」(5.9+)・・・のはずだったけど、足が隣のルートにかかってしもうた。
レベルは易しいですが、とにかく長い!疲れる!
まずアップとして「3add2」(5.9)。
下部テラスまでは「1/2」(5.9+)・・・のはずだったけど、足が隣のルートにかかってしもうた。
レベルは易しいですが、とにかく長い!疲れる!
練習岩をはさんで、0ポイント(5.10b)
全体のカム作戦を考えつつ、大胆なランナウトも交えながら30m近くロープを伸ばして行くのは、もはやマルチピッチの世界。
予想に反して日がさすと、むちゃくちゃ暑い。湯川の日当りがいいエリアと同じくらい。まだ11月でも行けそうですね。
ま、ステキなクラックルート、これから行きたい人もたくさんいらっしゃると思うので、詳しい内容はヒミツにしておきます。
とりあえず1・2本でも味わいたいなら、クラック5.10aクラスをいくつかRPしているくらいだと面白いかしら?
メインの4本全部を狩りに行くつもりなら、小川山のジャクマメや、湯川のバンパイアを2〜3撃しているくらいだと、楽しいエンクラになりそう、というところかな?
メインの4本全部を狩りに行くつもりなら、小川山のジャクマメや、湯川のバンパイアを2〜3撃しているくらいだと、楽しいエンクラになりそう、というところかな?
ほほほ〜夕焼けに映える季節だなあ♪
というわけで、帰りも薮をガサガサとこいで下山。
湯沢まで移動してわいわいと飯を食べ、新潟の美味しい酒を飲んで健康ランドで眠りにつきました。
二週連続のクライミング合宿。
こんなに遊んでいて許されるのでしょうか?
どうか職場の人が見ていませんように。
南無南無〜。
<今回のツアー成果>
・ 3add2(5.9) OS ※下部は1/2(5.9+) を経由
・ 練習岩ハンド (5.8) OS ※終了点が微妙
・ 0ポイント (5.10b) OS ※30mほど上がった終了点まで。その上は不明。・ 誇りはたき (5.10a/b) OS ※終了点とくに注意
・ 練習岩ハンド (5.8) OS ※終了点が微妙
・ 0ポイント (5.10b) OS ※30mほど上がった終了点まで。その上は不明。・ 誇りはたき (5.10a/b) OS ※終了点とくに注意
<取り付き・ルート状態に関して>
詳しいルート状態、グレード感については、こちらの最新トポがかなり正確な印象でした(ただし3 add 2より右側〜右岩壁は未確認)。普通に登れる状態にあるロングルートとしては5.9〜5.10bの4〜5本、あとは短いルートが少しある、といった感じでしょうか。
アプローチについては、林道沿いを、林が切れて、布岩が正面に拝める駐車スペースまで進む。さらに薮沿いに進むと、数本の高い木が立っているあたりに、薄い藪漕ぎ跡が(見える人には見える、らしい)。
写真の中央やや右が入り口。そのまま踏み跡をたどって行くと、左岸壁の基部。
基部からは右方向に明瞭な踏み跡があり、出たところが中央壁。中央壁の顕著なカンテラインに走っている数本のクラックが、それぞれ0ポイント、ワンポイント、3add2。
なお、終了点は慎重な判断が必要。
錆びてくるくると回っている自作支点やら、年代物のハーケン、灌木とも言えないような草木を束ねただけの支点もありました。複数人トライするなら、カムで別支点を取った方がいい気もします。もちろんこの支点でトップロープなぞは論外。
くれぐれもお気をつけて。
例外として、ワンポイント、3add2、1/2には、キレイなハンガーと残置ビナが設置されていました。
<参考> 誇りはたき(5.10a/b)の終了点。
右の2つは細いボルトで固定された自作ハンガー(下の支点は手で回る)。
頼みの綱は左のリングボルト・・。
バックアップビナとスリングはこのまま寄付してきましたが、見ての通り全く心もとない状態です。(分散支点をつくりなおそうと思いましたが、気力がなくなってこのまま降りました。スミマセン・・)
修行していつか行きたいです。
返信削除いつかといわず来年行きましょう!アニキは特にすごく再訪したそうでしたよ^^
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