2016年9月19日月曜日

恐怖のパンツ



土曜日にあったYZ部長が付き合ってくれて、パンツーへリベンジ。
例の5.11aをやっつけたいのだ〜。


クリップや持ち方などを修正しながら3便出したが、どうしてもラスト一手が届かず。
レストすると取れるのだけどな〜。


自分で分析した結果はこんな感じ。

・ラストホールドを取った時点で、前腕が辛すぎて、一気に体を引きつけることを無意識にためらっている。結果、反動が中途半端になり、デッドの飛距離が出ない。

・反動をつける際、動きのタイミングが悪くて十分な勢いがつかない。3度・4度と引きつけ直しているうちにさらにパンプしてしまっている。


「何度引きつけても尽きない前腕パワー」だとか、「どんな体勢からでも体のバネを使える運動神経」だとかがあればいいのだけどな〜。
ま、ないものを悩んでも仕方がない(T T)


「最後のホールドを持って筋肉がキリキリ痛い状態」を思い浮かべ、「その痛さにひるまずに、2度の反動で思い切って引きつけ、右のつま先が切れる直前まで足を踏ん張って飛ぶ」という一連の動きを繰り返し脳内リハーサル。


隣でトップロープ道場が始まり、人が沢山降りてきて、騒然とした雰囲気になりはじめる。体力的にも、時間的にも、おそらくラストトライ。

YZ部長からもアドバイスをもらって離陸。騒音をシャットアウトし、ムーヴの組み立てだけを慎重にこなしラストホールドへ。

苦しさに慌てることなく、二度の反動で思い切りデッドをしたら・・・


あれ?がっつり取れました〜(ぱちくり)


動作だけをイメージして行っても、現場では苦しさのあまり、意思に反して動作が中途半端になるっぽい。「苦しさ」までセットで妄想しておくのがミソなんですね〜。

うすうすわかっちゃいるけど、ジムのトライでそこまで細かい想像をしていません。(外岩クラックだったらやってるかもw)

この「想像の精度」を、より便数が少ない段階で発揮できるかどうかが、集中力とか経験の差なんでしょうか。なんと8便かかりましたヨ・・


ここからは恐怖の混雑タイム。座り込む余地もないエリアに、上からどんどんクライマーが降りてきて、気持ちが萎えまくります。
こういう時は休憩室でやり過ごすのが正解です、という神のお告げが聞こえたような聞こえなかったような気がしました。






夕刻、ようやく空いてきた頃に部長がクリアした5.10dをやったら沈没。

5.10台に2つも宿題を作ってしまったよ〜。トホホ。


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