2016年5月22日日曜日

発熱のランナウト



日曜日は小川山へ。

K坂パイセンの宿題にてバードウォッチングです。




パイセンにはここのところほぼ毎週、車を出してもらい、テントの軒先を貸してもらい、しかも晩飯を作ってもらうという乱暴狼藉の限りを尽くしている私・・・もちろんたっぷりビレイして差し上げますぅ~。


取り付きには先客がいて、交代でキビタキを触ったりしてまったり。


K坂さんの大レストの間に、長い間の宿題になっている発熱の街角(5.10b)をトライ。
さすがにスラブは得意になっているぜ~。

・・が、早々に恐怖に負けてドテンション(T T)


スラブでも10bくらいならもう落ちなくなったはず・・という淡い願いはあっさり打ち砕かれました。ムーヴをがっちり固めてようやくRP。
5.10bでこれかよぉ〜!!






100岩には「ポケットマントルのアップに最適」ってあるけど、これがアップなんて、どんだけ極悪なんだよって感じです。


で・・そのポケットマントル(5.10d)を、時間が余ったので、恐~る恐~る試食。

ごくり。



・・・なにこれ!こっちの方がはるかに登りやすい!
やっぱスラブわかんねえわww

ものすごく長くて、怖いランナウトもありルーファイ能力も試される、好きなタイプのルートでした。

ビレイヤーが見えない終了点まで来ると、ずいぶん横にトラバースしたところに、ハンガーとRCCボルトに残置スリングを通した支点が一つ。さらにその上方には、コケだらけの岩峰上部に太い木が一つあり、どうやら残置スリング類がかかっているらしい。



RCC混じりの支点がやや気持ち悪かったのと、気分的にトップアウトしたかったので、コケを払いながら怖いマントルを返して木の残置ビナでロアーしました。

が、ラスト1ピンくらいで、K坂さんから声がかかる。




「ロープ残量足りないですね~」


うげげげ・・60mロープだから降りられないことはないだろうと安心しきっていたわ・・(・・;) 思ったより長いルートなんですね。


泣きそうになりながら、約30m登り返し。
RCC混じりの支点にクリップしなおして、無事にロアーしました。


パートナーが注意深いK坂さんでよかったですが、回収に夢中で、ロープを気にしてなかったので危なかったです。
末端は必ず結ぶこと、残量を気にすること、基本を忘れてはいけないですね。


K坂さん、みなさま、週末はありがとうございました(^^)


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(本日の成果)


キビタキ(5.10c)再      ごにょごにょ下から言っていたら見本を見せる羽目に。必死でした(^^;;
発熱の街角(5.10b)RP    2年前のオレよく行ったな!こんなのOSできるようになるのだろうか。。
ポケットマントル(5.10d)OS かんなり怖かったけど、乗り越えられたのが嬉しい。名作ですね〜
オオルリ(5.9)再      ワイドムーヴ限定にしてみたけど、かんなりしんどかった・・。まだまだです。

K坂さんのビレイ要員としてきたのですが、結構気を使っていただいて登らせていただきました。
スラブとワイドは10台で十分楽しめるな~。

2 件のコメント:

  1. 10台で楽しめるってイイじゃないですか!もう二度と一緒に遊んでもらえる場所は無いとあきらめましたよ

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  2. ええーそんな!グレード関係なく全然楽しめます!ましてや海坊主師匠は僕をイレブンクラッカーにしてくれた恩人ですから、なんなら一日ビレイいたしますヨ。
    近いうち、廻り目平で肉焼きましょ〜

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