１年をふりかえる

昨年の目標を振り返ってみると「記憶に残るルートを１本でも登る」でした。

「記憶に残るルート」というだけではなく、「記憶に残るスタイル」で登る、ってことも含まれていたのかな。

結果としては・・パートナーに恵まれ、かなり記憶に残るクライミングができた一年だったように思います。ウンウン。

ということで、心に残っているクライミングをつれづれなるままに振り返ってみようと思います。

ジャジャーン。

春は三宅島ツアー。

STさんと開拓ごっこをしたことが思い出に残るなあ～。

「初登者の気分」で登るだけでなく、小さいですが本当の初登。

三宅島は、今なお東京都に残されている、未踏のクラックの宝庫ですね。

また春に行きたいよ〜！

GWは、青春の思い出的な小海線の一コマ。

いろいろ登ったけど、このシーンが楽しかったなあ〜。

（「記憶に残る一本」とは関係ないけどw）

初夏はアストロドーム。

人生初の5.11クラック！

いよいよRPかという時期、海坊主さんにははるばる末端壁までビレイに来ていただいて、ホントありがたかったです（涙）

その心意気になんとか応えられたということも含めて、RPした瞬間の気持ちはまさに感無量！今となっては遠い昔のようだな〜。

夏、思い出すのはやっぱり剱岳。

はらりさんとクライミングを始めたきっかけとなった思い入れの場所。
あの時は自分たちでロープを出して登るなんて夢のまた夢でしたね。

今年も行きたいですね〜！

そして実りが多かった秋。

SWは神のお導きにより西へ遠征。御在所中尾根は昨年登った数少ないマルチでしたが、充実しまくりでした。

名張も楽しかった。ちびゴジラのリベンジに行かないと〜！

そしてcherroさんや組長・メパンナさんをはじめ沢山の人にビレイをしてもらってRPしたカヌー。

これは誰かのムーヴを参考にするわけでもなく（神のトライはガン見したけど真似できず）、３つの核心をそれぞれ自分なりにバラしてからのRP。

成長を実感したということも含めて、今年一番嬉しい成果の一つでした。

さらに5.11台で初めて一撃したアプリオリも忘れがたいなあ。

STさんと出かけた厳寒の屏風岩、あの辛さは冬山並みでしたね〜！（笑）

冬はやっぱり神風でしょう。

昨シーズン、メパンナさんにトポをもらい、じゅんさんには何度も付き合っていただいて、KGさんにはムーヴのアドバイスまでいただきました。
あと少しかというところで無念の時間切れ。

冬シーズン最初に落とすと自分に誓っていました。

悔しかった思いを果たせたという意味では、今年一番の成果でした。

他にも反省と達成感が入り混じった北岳バットレス、フェースではゲイシャワルツやコンケスタドール、屋根岩のジェットストリームや枯れ木を落としたよ、１Pだけどマルチ気分で楽しかった榛名山黒岩、消滅の噂が絶えない雑穀谷へのツアーなど、思い起こせばたくさん登りましたね〜。

一緒に遊んでくれたたくさんの仲間に改めて感謝です（ぺこり）

そんなわけで記憶に残るクライミングはたくさんありましたが、「迷惑かけてすいません・オブ・ザ・イヤー」の称号は、45mのJECCルートでの永遠に終わらないかと思ったクライミング、そして回収にお付き合いいただいたはるる様に進呈したいと思います。

あの、次点は言わずと知れた雨のカヌーで震えながらビレイヤーをしてくれたcherro様に・・

こ、今年はもう少し精進しますゆえ、見捨てないで〜　＿|￣|○

それでは、２０１６年がみなさまにとっても楽しいクライミングのつまった一年になりますように。