奥多摩の洗礼（昼の巻）

土曜日は某会の忘年クライミングにて川乗の岩場へ。

たぶん１年以上ぶりの石灰岩、しかも奥多摩グレード・・。

アップで取り付いた5.10bがすでにギリギリでした。

うむむ・・。めっちゃ怖え。

怪我するかと思ったよ。

まあ、今日はお祭りみたいなもんだからな。

よし、もっとエグいのをやってみよう！（なんでやねん）

憧れのクライマー氏がオススメしていた三ツ星ルート、モノハル（5.11b）へ。

恐れ多くも会の代表がかけたヌンチャクを利用。
ビレイまでしていただいたのですが・・

足はツルツル滑るわ、手は遠いわ、スタンスが見えないわ。
メタメタにされて終わりました。

この醜態で入会許可が５年先に伸びたんじゃないかと思われます。

懲りずに２トライ目。
なんとか核心をバラしてトップアウト。

高いところにA0クリップをしてからホールドの確認作業をしているので、ちょっと反則臭いけど・・背に腹は代えられん！こんなところ滅多に来ないしさ。

忘年会ということで、早くも終わりの雰囲気。

てなわけで、二子や白妙の高難度ルートを落としているツヨツヨ大先輩のビレイに回りました。

お手数ですが、回収お願いします〜！

ところがルートが合わなかったらしく、予想外の途中敗退。

生意気ながら新人が回収便を出すという展開になりました。

あちこちで帰り支度がはじまるせわしない雰囲気の中、集中してシークエンスをつなぐ。

核心の強度が高すぎて、一つでも手順を間違えるとアウト。

テラスで大レストしてから、小ハング上へ。

ここは一回しかつながっていないので、イマイチ不安だ・・。

なんとか頑張ってRP。ふう。

「てめえとっとと回収してこいよ」

っていう空気を読んで頑張りましたYO！パイセン！

大任を果たして、ほっとしていたら、

「俺より先に登りやがったな〜」

と大先輩。

あうあう〜そっちでしたか！（汗）

まあでも、３トライもチャンスをもらったので、結果を出せてよかったです。

憧れのクライマー氏の言う通り、終わってみればとても楽しいルートでした^^

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

＜本日の成果＞

ヤマネコロコロ（5.10b）FL　グランドしそうな２ピン目が精神的核心か？

モノハル　　　（5.11b）3RP　石灰岩厳しい！

スタンスがつるっつる。ちょっと足から体重を抜くと一気に滑りますね。石灰岩はずっと避けていましたが、丁寧な足置きを意識するいい練習になりました。ある程度行けば定期的にいいホールドが出るのは、石灰岩の特徴なのかしら？ホールドが分かってしまえば、届く・届かないで雲泥の差があるから、リーチ有利なのは否めなかったです。

A0クリップからトップロープ状態でのムーヴ探りをしてしまったので、まあ３便は妥当なところ。こんなルートをオンサイトで行けるようになりたいけど、現状はこんなものだなあ。