2015年12月29日火曜日

エアイレブン・最後の戦い


さて、泣いても笑ってもいよいよ登り納め!

遠方からはらりさんが参戦してくれました。
cherroさんも急遽会社を休んでの参加です。
ありがとうございます〜。


昨日遅くまで飲んでいた三人。
今日はゆったりムードです。

ジムももうすっかり開店休業状態。






cherroさんはなんと5.11bをRP!




今年一年、頑張ってきてよかったですね〜。

いつも通り次々と5.11を落としたはらりさん。
力があまってか、ついにクラックに進出。





そ、そんなに強くならなくてもいいんですよ〜^^;


よし、僕も最後に宿題をやろう!
今日はおいしい酒を飲むぜ〜。

んなわけで、ずっと解決できなかったビッグルーフの5.11aへ。


これを撃って




撃って



悩んで



また撃って



撃ちまくりました。






一方、本気トライも余力トライも終わった二人は・・・






す、す、すみません!!

お腹減りましたよね。くたびれましたよね。もう終わりたいですよね。



超苦手なパワールートに、執念の5便目を出し・・





閉店間際のRP!!


ぎりぎりエアイレブンの危機を脱したような脱してないような気がしますが、これにて今年のインドア終いです。




cherroさん、ごちそうさまでした。
寿司屋があいてなかったので、来年こそはぜひトロを・・(笑)


そしてはらりさん、遠方までありがとうございました。
充実した一年の最後に一緒に登れて本当に良かったです。






今日のパートナーは奇しくも、最初のI塾講習を一緒に受けた仲間たち。
あれから3年半が経ちましたが、お互い大きな進歩を感じられたのが嬉しいですね〜。


来年もアツく楽しく登りましょう!^^

2015年12月28日月曜日

からだの大掃除


年末の連戦で右肩が痛い。

昔から痩せ型なkozzzzyなので、何か無理をすると、手首や指といった細い部分に痛みが出ていたのですが、ついに太い場所をやってしまったようです。ちょっとショック。

思い返せば、初めてのコンケスタトライで違和感を感じたのが発端でした。
怖いものだから、全力でカチを抑えたりしていて、無理な力がかかったのでしょう。

しかし時はシーズン末。

「枯れ木は無理してでも終わらせたい」
「神風は城ヶ崎シーズン最初に落とさないと」
「いまさらスーパーシリアスジャムを持ち越すわけには・・」


あげくにコンケスタも年内解決を目指して頑張ってしまうようでは、レストになるはずがありません。ついには左肩まで痛くなってきましたヨ。


んなわけで、最近あちこちで噂を聞くボルダリングの整体院に行ってきました。


結論からいうと、「行ってよかった〜!」


決して強く揉むとかではなく、軽い圧を加えながら、自分の肩を特定の方向に動かそうとしたりするだけ。不思議なことに、右肩周りの筋肉の強張りがすっと取れました。

肩周りが小さな肉離れを起こしているのではないかという話。筋肉系だから、レストと治療を早めにやっておけば、治りようはありますよ、と言ってもらえた。

マッサージを受ける際、自分の状況をうまく伝えられなくてもどかしい思いをしたりしますが、クライマー同士だからそういったストレスがないのもいいですね。

「コンケスタで遠いガストンを力一杯保持したら肩を痛めました。」

この説明で話が通じる整体師なんて、日本にあと何人いるのでしょうw

みなさんもよろしければドゾ〜。

2015年12月27日日曜日

あこがれのサソリさま


さて、年末最後の外岩〜。

KGさんのアツ〜いご希望で浮山橋へ。



やろうやろうと思って放置していたゲルニカ、ついにやってみるかな。

そしたらちょうどMFさん・あーやにばったり。
他パーティーもゲルニカに取り付いていたので、の〜んびりと散策。


よーし、あこがれのスコーピオン見ちゃおっかな♪

ついでに触ってもいいかも〜??
ぬふふふ。




この顕著なルーフハング下を左下から右上へ抜けるらしい。

どれどれ・・







今日のところはオブザベで許してやりました。



他にある10〜11台は、どいつもこいつも「たまーに決まるナッツでリードしていくフェイス」といった風情。全く食指が動かない。

どうしようかと思っていたら、意外に早く順番が。
KGさんはウン十年前に完登されているらしく、オンサイトを譲っていただきました。




何これ?!
めっちゃ怖いやないの〜!

出だしで落ちること5・6度。





途中、ガビガビ&シオシオのクラックでランナウト気味になったりしながら、なんとかトップアウト。

上の強傾斜フェースでもテンションが入っちまいましたよ。
力がないな〜。


さて、昼飯を食べて二巡目。
ここでMFさんが魂のRP!
パチパチパチ!




こ、これは俺も頑張らねば!
ということで頑張って下部を突破。



腰引けまくりのガビガビエリアをこわごわ突破して・・



苦手な強傾斜をなんとか突破!!

ハアハア、ゼイゼイ。


やったー!
年内最終便!!

KGさんも「久しぶりの」RPにて、日があるうちに無事終了。
(KGさんのトライ時間を潰さなくてよかった〜^^;;)

この日ははじめて伊東の銭湯に入ってきました。
なんと250円なり〜。
(シャンプー・バスソープなどは要持参)





気になっていたゲルニカもできたし、あこがれのスコーピオンをイメージすることがまあまあできたし、心に残る外岩納めでした。

KGさん、みなさま、ありがとうございました。
また来年も登りに行きましょう!



・・ところでこのルート、どこが「ゲルニカ」なんだろ?




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(本日の成果)

ゲルニカ 5.10d (2RP) 下は技術核心、上はパワー核心の個性的な一本。やってよかった!

2015年12月26日土曜日

スタイルと目標



KGさんやつっちーさん達に混ぜていただいて今年最後の城ヶ崎〜♪
思い出の「なみだち」へ行ってきました。

あああ、うるわしのタコ様〜(はぁと)。
フェース核心が多い城ヶ崎にあって、真っ向ジャミング勝負の希少な一本ですよね。

全然できる気はしないけど、日吉のルーフクラックみたいに、少しずつムーヴを作っていけばいつの日かできる日がくるかも?という希望をいだかせてくれる一本です。





僕なんぞがまじっても、ツヨツヨな皆さんの貴重なトライ時間を潰すだけなのでモジモジしていたのですが、思い切って最後に混じらせてもらいました。

いろいろ回収の手順もあってのっけからピンクポイントです。

途中のガバハンドまでは数をこなせばつながる予感がありましたが・・実はそんなのは序の口で、核心は5手くらい先のシンハンドセクション。1手たりともばらすことができず、完全に「人工登攀」をして終わりました(失笑)

時期尚早すぎました・・。



(Uさんのトライ)



さてさて、ここから本題。
最近スタイルについてよく考えます。

僕はクライミングに関して言うとかなりスタイルにこだわりたい方だと思います。
ここはI塾で教わった「初登者のつもりで登る」という考え方にかなり影響されています。それだけではなく、性格的に「自力で何かを成し遂げた感」が好き、ということもあるように思います。


具体的に理想を並べてみると・・

・どんなルートでも可能な限りオンサイトを目指したい。
・マルチではできる限り残置無視。
・ボルトルートでもナチュプロで行くのが自然な場所はそうしたい。
・トップロープリハーサルはなし。指定がない限りプリクリップもなし。
・クラックならピンクポイントではなく、RPを目指したい。

(なんて面倒臭いクライマーなんだww)





ようするに、「もし自分が初登者としてこの岩の前に立ったとして、すべて自分で判断して上まで登ってみる」という遊びが楽しいのです。

もちろんトポを見てラインとグレードを確認してしまうのですが。
トポがなくても自然なラインを判断しやすいクラックが好きなのも、そんな理由かもしれません。

自分にとってのクライミングは、「より高難度を競うためのスポーツ」というより、「初登者が成し遂げた冒険の追体験」に近いのかな。







最近、少数ですが、これに例外が出てきました。

・コンケスタドールは1便目から、下のツヨツヨクライマーにムーヴを聞いた
(1テンした後なのでどのみちオンサイトはないけど、自力で解明することを最初から放棄してますね)
・スクラップやタコでピンクポイントトライ
・サイコロ岩やコンケスタなどで、ロアー中にトップロープ状態で核心リハーサル
・昔に行った瑞波では、イヴに触るときにトップロープを借りた
・神風など11クラックで、ロアー中にカムやナッツの良いポイントを探る
・パートナーがナッツ支点でガンガン落ちるような時に、トップロープや上部のカムプリセットを提案

アルパインはややこしいので話から除外したとしても結構ありますね。
まだ思い出せるくらいの数だけど、境界はやや曖昧になりつつあるように思う。







自分なりに「そっちを選択した理由」はあります。(いやホントだって!)
一般的にいうと、「スタイルの妥協を考える局面ってあるよね」って話です。

スタイルへのこだわりとコンフリクトするような要素を、思いつく限り雑多に並べると・・

(1)時間の制約
スタイルにこだわると時間がかかる。回収においても、一回一回のトライごとにリードフォロー回収や、テクニカルな懸垂回収でクリーンアップしてから再トライを出すと、大きく時間をかけることになり、忙しい社会人クライマーには現実的ではないことがある。

(2)希少なチャンス
滅多にこられない場所(たとえば離島や海外)だからどんな手段でも登っておきたい。
ほかに「社会人で家庭持ちだから滅多に来られない」だとか、「フェースはやらないから次いつ来られるか」「ここはパートナー核心だから宿題にしたくない」ってのも含まれますよね。

(3)パートナーの負担・迷惑
たとえば核心がランナウトセクションだった場合、延々とそこでドカ落ちし続けると、パートナーの負担が大変なことになる。
また1と関連して、自分が時間をかけすぎると、パートナーやその岩場に取り付こうとしている他の人の時間、貴重なチャンスも削ってしまうことになる。
他にも、パートナーも未踏のルートの場合、自分がオンサイトにこだわると相手は毎回フラッシュになる、などなど。

(4)リスク
プロテクションが取りにくく、技術的に難しいセクションが下部にあり、グラウンドのリスクが大きいと考えられる時。ナッツひとつだけでドカ落ちになるような下部核心や、レイバックで突破していくガビガビしたフィンガーが続く時など。
とくに自分の限界グレードを大きく超えているかもしれないルートに取り付く時。

(5)オーバーグレードへの挑戦
意図的に、限界を大きく超えたグレードを触って、そのレベルを体感してみようという時。自力突破・回収だけにこだわると、「安全圏」のルートしか触らなくなりがち。


このうち複数が当てはまるような時には、往々にして妥協が発生するのだと思う。
ま、僕のようにスタイルだなんだと考えてしまう人はこんな悩みも多いのですよね。(きっとI塾の人は共感してくれるハズ!)





僕なりに考えて、現時点でたどり着いた方針はこうです。

・それは「目標」なのか「練習台」なのか?

それが心から登りたい「目標」だったなら、なるべく頑張ってスタイルにこだわりたい。なぜならそれこそがクライミングの充実感だから。

それがより遠くの目標に近づくための通過点なら、(それは初登者に対して失礼極まりない行為だけれど)、少しスタイルを妥協してでも完登を優先することはあり得る。

たとえばジム課題だと、ヌンチャクをつかんでも、トップロープ状態でクリップムーヴを試しても、全然気にならない。つまり僕にとってはジムは「目標」ではなくて、より面白い冒険をするための「通過点」であり「練習台」なんですよね。

オーバーグレードのルートを触る時も、それ自体が目標なのではなく、もっと強くなるための「修行の場」という感覚だから、ルートを見極めた上で、まあいいかなと思うことがあります。





さて、難しいのはここからです。

すべての「目標」は、さらに遠くの目標へ向かうための「練習台」にもなっている。


タコは僕にとって目標なのか?通過点なのか?
どっちだったんだろう。





うーん。

予想通りすごく美しいルート。カムも上部はバチ効きです。
今の僕がこれを触るとしたらピンクポイントでしかできなかったけど、もう少し待って、オンサイト狙いで行ってもよかったかもな〜。


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(本日の成果)

シンクロックス(5.9)     アップ再登。にならないくらい怖かったけど。
ヘッドオポジション(5.11a) × うう・・全然できるようになってなかった(涙)
タコ(5.12a)P.P. ×TO      完全なるエイドクライミング。反省。


タコは一冬を捧げてもよいくらい美しいルート。ちょっと頑張ってみるかな。

※この中の素敵な写真はS宮さんに撮っていただきました〜。いつも感謝です^^

2015年12月23日水曜日

フェース納めのユガマク詣で


おっかさん、やったよお〜!



(※動画につきオンサイト注意)


今年最後の外岩フェースにてコンケスタドール(5.12a)をRP。
いつ降るとも知れない怪しい雲行きの中、トップアウトの瞬間に本降りが来るというドラマチックな終わり方でした。




フェースは滅多にやらないとはいえ、今までの外岩最高グレードが5.11b、インドアでも5.11dのワタクシ。いくらなんでもこのグレード設定はお買い得すぎるんじゃないかという疑惑がチラホラ。(その割にドヤ顔してますがw)


ただ、このルート攻略には、昔から苦手としていた二つのムーヴが必要でした。そこに自分の進歩を感じられたのが嬉しいのです。うんうん。






足をたたんで狭い場所に乗り込み、体の左右を入れ替えるムーヴは、いつぞやのビッグロックではらりさんが繰り出していたムーヴを見て意識しはじめました。

遠いハイステップにカチを使って体を乗り込ませていくボルダームーヴは、ゲイシャワルツを解析している時にじゅんさんに教わりました。





どちらも当時はできるとは思えなかったけど、1年くらいやっている内に、少しだけ自分のムーヴになってきたように思います。ツヨツヨのお二人に感謝〜。


そしてMさん、Fさん、エリ嬢、誘ってくれてありがとうございました〜^^
早川漁港の海鮮は心に残るうまさでした。


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(本日の成果)

Washing         混んでいたのでNPルートでアップ。
コンケスタドール(5.12a) 通算8便。

5.11dだとか、5.11cだとか、散々な言われようのコンケスタですが、まあ・・いいではないですかw
フェースはそんなにやらないのだけど、たまにやるとムーヴの練習になるなあ。

以前に下からホールドとムーヴをほとんど一手ごとに教えてもらって、頭を使わないままRP。真面目に取り組む人もいる中で、スタイルとしてあんまり威張れたものではないです。もっとフェース通いを増やして、倍の便数をかける覚悟で挑めば、自力でもほとんど解明できたとは思う。でも核心の一手だけは教えてもらうまでは決して思いつくことはなかっただろうなあ。

ともあれ、高難度クラックを目標にしている自分にとってもフェース力の強化は避けて通れない課題。一つの通過点をクリアできたのが嬉しいな。

2015年12月20日日曜日

ピンクなおっさん


城ヶ崎二日目。

頭が痛いと思ったら、日本酒とワインに加えて、持ってきたウイスキーのボトルが空いておりました。こらアカンかも・・

今日はじゅんさんと「浮山橋かバンブーですね!」
なんて直前まで話していたのですが・・

「そうだ。昨日見たスクラップが面白そうだったので、行ってみません〜?」





唐突な思いつきで、またまた門脇崎へ来てしまいました。




今日のホシナクラックにはまだ人がいませんね〜。

無人のもずがねに座って準備していると、隣のスカラップに続々とクライマーが。
お?これはいいもの見られるかも〜?




ツヨツヨと思しきクライマーは、のっけから反転。
両足でワイドにぶら下がりながら登っていかれました。

おおお〜。
足先行ワイドがこんなところに!?

見学してばっかりもいられないので、こちらもトライ。




いきなりのワイドでどハマり。

スクラップよ、おまえもか!


どうやらワイドギアが邪魔になってムーヴが起こせない。

泣く泣くワイドカムを外し、フレークに挟んだ怪しいナッツに切り替える。
持つのかなあ・・。

これ一つで核心ワイドムーヴをこなさなければならないという鬼設定。
最後はエイドで下核心を抜け、ハング下まで行ったところでいったん敗退。

次はじゅんさん、お願いします〜。



上空で繰り広げられる美女二人のお尻動きを、首が痛くなるほどじっと見詰めながら際どいフォールをビレイするという、それはそれは過酷なミッションなのでした。

苦闘の末、じゅんさんが上まで抜けてくれたので、残置をお願い。
ピンクポイント練習に切り替えます。




ピンクだなんて邪道だけど・・・。邪道だけど・・。

下部が危なすぎて、ナッツをプリセットしないことには無理だわ〜。

いやまあ、本当はもっと強くなって戻って来るべきなんだろうけどさ。
ブツブツ。

そしたらなんと、下部核心をするっと突破。





上部のストレニュアスな部分を突破して、多段ハングの最後へ。
あれ?あれ?いけるんじゃね?


・・と思っていたら落ちましたよ。
ピンクポイント狙いでも2テンかあ〜。

欲張ってもう一便出した頃にはボロボロで、下部核心を抜けられず。
エイド回収で終了しました。


うーん。これで5.11bだなんて!
神風やったときよりノーチャンスかも・・


悔しいけど、強くなってまた戻ってこよう。

じゅんさん、おつきあいありがとうございました〜。
次はまともなところに行きましょうね。(スミマセン)



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(本日の成果)

スクラップ(5.11b) 1敗退、1PP(TO)

今までやったものと同じ11bとは思えない強度。核心ワイドにグレードが付いているのかしら??
プロテクション含めて、一筋縄ではいかない感じが面白かったです。が、いかんせん技術不足すぎてダメでした。ピンクしなくとも完登を狙えるくらいになってからまた来たい。


2015年12月19日土曜日

城ヶ崎ブルース


今週末はI塾卒業生で恒例となった忘年クライミ~ング in 城ヶ崎♪


初の門脇崎へ。ここはルートの質量ともに豊富なエリアなのに、周りで行ったという話をとんと聞かない。

というわけで、STさんに付き合ってもらい、大型ザックを担いで休日の観光地へ♪
こんなミステリーゾーンに付き合ってくれるのは探検家STさんしか考えられませんw





観光客に混じって、クライマーの姿もちらほら。
ホシナクラックへ向かうゆかりさん達とも遭遇しました。

ラインは見えないんだけど、ロケーションの素晴らしさはここからでもわかりますね。





そして今回のメインは・・長年気になっていたアレ!
向かいの燕島にあるというアイツを偵察してきました〜。

じゃじゃーん!




ポセイドン♪

ずーーーーーーっと気になっていたルート。
あらためて見るとソソられる~!!

うわさどおり、激しく複雑な海流、DWSできない浅い水深。
ビレイヤーは波をかぶりながらのハンギングビレイになりそうです。
どうやら下部は濡れたシンクラック。




保科さんはゴムボートで対岸に渡って裸足でフリーソロしたらしいのだけど、リピートは少ないようで(そりゃそうだ)、過去の雑誌や山登魂のHPにレアな記録があるくらい。


「頂上には懸垂できそうな木が生えてますよね〜。」

「意外に岩も堅そう!?ただ泳ぎ核心ですよね〜」

「ルートコンディションより海のコンディションを重視するなら、夏がいいですかね?」

戦略家STさんにアイデアをもらってワイワイと作戦会議。
脳内冒険家の僕としては、大満足の時間でした。

それ以外にも・・





5.11aにしては登りやすいらしい「キングコング」。






一度見たら忘れられない「ストマック」。
こいつも5.9ながら、昔からずっとやってみたいと思っている1本です。

ただ、上からは大きな仕掛けをつけた竿がひっきりなしに空を切っていて、うっかり取り付くと釣られそう。

残念ながら、今日二人で登れそうなものはあんまりありませんねえ。
てなわけで、STさん目標の日蓮崎へ転戦。

僕はスーパーシリアスジャムでもやりましょう。




(写真提供 ノールリースさん)

そしたら、久しぶりの城ヶ崎でカムスタック。あうあうー。
たまたま居合わせた、まによんさんに回収していただいちゃいました。





こんな道具を常備しているなんて、さすが一級回収士(見習い?)
感謝でございます〜^^


短い日がくれるまで遊んで夜は宴会。
持ち込んだ酒をしこたま飲み倒し、みなさんとクライミングトークに花を咲かせたのでした。

海坊主さん企画ありがとう!
そしてSTさんお付き合い感謝!




知る人ぞ知る城ヶ崎ブルース。
城ヶ崎検定に出ますよ!


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(本日の成果)

カムスタック(5.10d) もう半分諦めそうになっていました。
スーパーシリアスジャム(5.10c) 2RP やっぱり怖すぎ〜。オンサイト無理でした。