・・んで、前回の続き。
フットジャムがあまりに痛いという方、たぶん靴が合っていないか、足を入れるポイントが悪いか、その両方が多い気がします。
ま、当たり前だね ^^;;
◯足の甲にヒモとかベルクロとかが当たっている・・・そこがクラックのエッジに重なると結構痛いです。痛い箇所からずらすか、スリッパタイプにするか。
◯靴のサイズを攻めすぎて、足の指が「グー」になったまま・・・指の背中が極めて痛い、もしくは足先が入らないことがあります。
◯その他、とにかく靴が合ってない・・・例えば激しくダウントゥーしているとか。フットジャムは靴を選びますよ〜。
◯ 足先だけをちょこんと入れている・・・足の土踏まずまで入れた方が痛くない(少なくとも僕は・・。)こうなっている原因で多いのは、「膝が倒れ切っていない状態で足先を斜めに入れてしまい、奥まで足を入れられないパターン」、そして「足先を奥までしっかり入れてない状態で、早まって膝を回してしまっているパターン」があるような気がします。特にクラックが斜め向いていたりすると、膝を倒し切れず、こういうことに陥りますねー。
ところで膝を回すと、膝を体の前にかかえる形になります。感覚的には、より被りを感じて不安定になりそうに思うのですが、実際はそうではないのです。
おそらくこの形でジャムが完璧に決まると、足を手前に引ける(掻き込める)から、足の力で体を壁に引き付けられるんじゃないのかなと思っています。
実際に、ビッグロックのルーフクラックで、真上に決めたフットジャムが下に抜けないよう、膝を回し切ったポジションを必死に維持する、ということをやります。(・・といいらしいと上手な人に聞きましたw)
膝を回し切ると、ルーフに対しても足で腰を引き付けていられるのです。
そう、足ジャムはガバ足以上に強力!
で、これだけできると大抵の初心者クラックは問題なく足で登れるはず!
パチパチパチ!
しかし・・これでも上手く行かないモノが、たまーにあります。(例えばビッグロック日吉、TR右端にあるフレア課題とかね〜)
で、ここまでやってどうしようもない場合、次のテーマが出てきます。じゃじゃーん!
3)つま先の角度が悪い
まーこれも大変なので絵にしますと・・ようするにこんなカンジです。
(うー画才が・・画才がww)
(A)基本フットジャム
フツーのクラックならこれ一択!
ただ、フレアしたクラックの場合、足先に行くにつれクラックがすぼまっていくため、かかとの方はスカスカ、足先の両サイドの一点で全荷重を支えることになります。痛い上に、一点だとあまりジャムが効かない。荷重に負けてかかとが下がってしまったら、(B)のような状態になってしまいます。
(B)後傾フットジャム
こうなると抜けるのは時間の問題。荷重が後に抜ける方向にかかるもんだから、それでなくても点荷重で甘いのに、どんどん甘い方向に足が逃げて行き、やがて滑り始めます。
もちろんフレアしていなければ、かかとの近くでもジャムが利いているはずなので大丈夫。
(C)前傾フットジャム
というわけで、フレアがヒドイ場合はこれ!
足首を少し伸ばした状態になるようにする。荷重がかかった時に、足がつま先方向へ向かって、より奥へ入るように感じられると安心です。垂直方向に向けると、接触面をやや大きく取れるという効果も。
まあ書いていることは極端なハナシでして、まあCなんぞ、そもそも普通に膝を回してもこんな風にはたぶんならないので、深く考えないでください。あくまでイメージですw
もし(1)(2)はきちんとやっているはずなのに、どうにも足が痛い・・とか、足が抜ける・・とか言う方は、少しCのイメージを意識してやってみるといいかもですよ〜。
そして、もう足ジャムが自在に決まるようになったら、今度は2つの足ジャムの位置関係を色々と変えて、ポジショニングを研究するとグッドかも。
そんなことは知っているからもっと突っ込んだ練習方法とか、細かい関節の動きを知りたい?
そういう上級者志向の方はアイロン大先生のこれとかこれを読んでください。
(ここは初心者用だからねっ)
さらに実践的なテクを身につけたい方は、こんなところ見ていないでとっととクラックムーヴ講習を受けましょう!(笑)
ま、所詮はヨワヨワ5.10クラッカー。
ボクはこれで悩みを解決できてます、という程度のものです。
そんなわけで、大変に恥ずかしながら、つらつらと知ったかぶりを開陳してみました。
奇跡的にリクエストがあれば続く・・かも。続かないかも。
あら、いらない?
大変失礼しました〜w
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