2016年6月18日土曜日

怒涛のフェース


土曜日は神、神のお知り合いのK田さん、以前昇仙峡にご一緒したTさんという4人でカサメリへ。

道中、神には「今日はフェースですからね」「フェースもやらなくちゃダメですよ」と何度も釘を刺されました。
だ、だから、フェースもやる気あるんだってば!


神・K田さんと分かれて、T君と二人でオランジュ岩へ移動。
アップとして、「ちちくりマンボウ」(5.10c)に取り掛かります。

(どうでもいいが、この手のルート名を口にする時に若干の照れが隠せない自分がイヤです。いい年のオサーンなのに






オールNPで行けると聞いていたのですが、30mのルートにカム1揃えしか持ってこず、ランナウト祭り。

なんとかオンサイト・・。やた〜!


ビバちちくりマンボウ!!!


ちちくりマンボウ楽しいぜ!!



・・ふう、スッキリした。

いつか真顔で「ポコチン大魔王」と言えるようになりたいものです。


さて、奥のコートダジュールに移動して、三ツ星の「怒涛のレイバック」(5.11b)へ。




オンサイトトライを出しているTさんを見ていると、思ったより難しくなさそう。
・・とナメていたら、二箇所ほど不意落ちしてしまいましたが(あうー!)、なんとか二撃。


最近、NPでの怖いレイバックモノをやりこんでいるせいか、ボルトに守られたレイバックを怖いと感じなかったのが大きな収穫でした。

この手のムーヴに関して、僕の成長を止めているのは技術よりメンタルな気がします。精神力を鍛えるという意味で、フェイスよりNPメインでやっているということにも意味があるのかも。やっぱりクラックいいなあ。クラックないかな〜。



そんなことを考えていると、空から神の声が・・

フェ、フェースですよね、フェースやります!やりましょうとも!






再びオランジュ岩へ。

隣をトライするTさんが上からヌン掛けをしてくれたので、はるな(5.11c)をトライ。
核心手前のムーヴがとんでもなく狭く、核心は滑っていてカチが止めきれず、全くチャンスを感じることなく敗退。

お互い別の5.11aを触ったあとに戻ってきてラスト1トライ。核心以外は全てバラしたものの、核心の狭い乗り込みがどうしても解決せず人工突破となりました。






隣のあすか(5.11b)に挑んでいたTくん共々、清々しいくらいに可能性を感じられず。

「まったく・・あすかだとかはるなだとか、一見ステキっぽい雰囲気なのに、近づくととんでもない女じゃねーかアウアウー!」

などと悪態をつきながら、明日は絶対に別のルートにいこうと心の中で誓って下山。


神が用意してくれたおいしい料理を食べながら就寝。
ミズガキの懐にいるってのは気持ちがいいものですね。


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(本日の成果)


ちちくりマンボウ(5.10c)OS  こういうの好き。残置無視楽しい。
怒涛のレイバック(5.11b)2RP ボルト間隔が狭くて、ムーヴに専念できました。ちょっとリーチ系?
ボトレイアン(5.11a)2RP   FLトライなのに核心で迷ってるうちにスリップ・・ルーファイが下手だな。
はるな(5.11c)2×TO     核心前の狭い一足が全然上がらず。後はなんとかなりそうなのだけど・・

思い切って登って思い切って落ちる(笑)。これぞスポーツクライミング!という感じで楽しかったです。
もうちょっと修行して、5.11後半のフェースを安定してRPできるようになりたいなあ。

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