なんだかね。ドラクエでいうところの「メルキド」みたいなイメージです。(わからん人スマソ)
うわさに聞くところ、魔物がうろつくどこぞの最果てエリアにあるって話。なんでも冒険の後半で経験値が上がりきったパーティーが行くらしいよ。ヨワヨワ勇者の俺には関係ないけどね。
ふうん。
で、ゴーレムとかホントに出るの?都市伝説なんじゃないの?
ま、オレらは明日もテン場の近くでスライム退治なーw
しかーし、脳内勇者としては、こんな面白そうな企画に乗らない手はない。
この武勇伝を肴に、酒場で町娘を口説いてみせようともっ(ゲーム脳)
てなわけでいざ、冒険の旅へ出発〜。
明瞭な分岐を折れ、歩くこと50分。
のっけから、なんだか特徴が違うねえ〜などと話しながらも、明瞭な踏み跡に誘われて、涸れ沢をどこまでも詰めていく。
行き着いた場所は、岩場とも言えないような暗い場所で、山岳会の訓練と思しきパーティーがマルチリードをはじめていました。
んにゃ?初心者マルチ?
これ、もしかして「烏帽子岩左稜線」の取り付きじゃない?
まあ、でも、目的地って烏帽子岩の裏側なんでしょ。
今さらこれを戻ってやり直すのは面倒だから、トラバースしてしまいますかー。
藪漕ぎすること数時間。
ルンゼを詰め上がりすぎてフリーソロで岩峰の頂上へ立つこと2度。
岩峰の上から見渡せど、周囲の岩峰が多すぎて、いまいち地形の概念がわからない。
ああ、こんな時のためにキメラの翼を持っていれば(ry
烏帽子岩のスケール感を取り違えていましたが、どうやら「屋根岩」のようなかなり巨大な岩峰群を指すようですね〜。
間違えたら無理せず、一度山を降りるべしという鉄則の効果を、身を持って検証しました。
いや、お互いうすうす「間違いかも」ってわかってたんだけど、意外にルーファイが楽しかったのよね〜w
烏帽子岩~裏烏帽子ですが、雰囲気としてはちょいと「ミニ瑞牆」といった風情。
巨大な岩峰群のあちこちに、手つかずと思われる花崗岩がゴロンゴロンあり、綺麗なクラックも散見される様子。
巨大な岩峰群のあちこちに、手つかずと思われる花崗岩がゴロンゴロンあり、綺麗なクラックも散見される様子。
冒険・開拓目的なら、トポが出て混雑する瑞牆よりいいかも??
お互いにアップしてから、メパンナさんのお目当て、ミスナチュラル(5.10b)へ。
僕はランナウトセクションが怖くて、ひいひいいいながらなんとかFL。
これはたしかに好ルート!僕には、右下端からクラック沿いに入ってオールNPとしても面白そうに見えましたが、屈曲が激しすぎるためダブルロープが必要ですね。
人気ルートに比べるとグレードは辛め、かつランナウトに耐える精神力が要求される感じですが、もともと小川山ってこんなものなんでしょうね〜。
「ロケットマン」というマルチもかなり楽しそう。今度はこれ狙いで行ってみたいなあ。
思ったほどツワモノ向けの岩場という感じでもなく、初中級者が(ちょっとアルパイン的な覚悟と準備を持った上で)いけば楽しめる感じでした。
お互い一本ずつ本気トライしたらもう5時前。
MJさんの列車が信濃川上駅から出るのが、18:10という話。
と荷物をまとめて、脱兎のごとく下山したのでした。
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(今日の成果)
・アプローチ(II〜III級)ノーコメントw
・烏帽子レイバック(5.9) FL 同じカムを延々使う羽目になるのがレイバックっぽい?
・ミスナチュラル(5.10b) FL 怖かった!下手に墜ちたら怪我しそうな場所がチラホラ。ちなみに50mロープだと中間アンカーまでも降りられないかも?いろいろ癖はあるが、冒険感がたまらない良ルートでした。
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