2015年2月27日金曜日

3週間ぶりのジムボルダー



先日のアイスで痛めたらしい右手が治らず、しばらくレスト中。

二週間くらい手首が痛いと思ってずっとマッサージしていたけど、どうやら上腕というか、肘のあたりが傷んでいることにようやく気付きました。
痛みってわからないものですね。

そんなところで今年初の福岡出張。
例によってFくんの挑発お誘いにうっかり乗ってしまいブラボーへ行ってきました。




勧められたオレンジ4番(アキパン4級くらい)を撃ち込みまくって、なんとか解決。これで結構お腹いっぱい。

Fくんはもう一つ上のグレードを取り組み中。試しにやったけど全く歯が立たずです。
キミの背中が遠いわん・・。

「あ、僕の課題やってみます?」
と言われて、何やらファイルをのぞくと、3級って書いてある。

もう3級を設定できるくらいになってるなんて!


(いやいや、ヤツはまだまだ素人だったはず。勘違いかもしれん。
さらっとこなしてダウングレードしてやろう。)


・・しっかし全然歯が立たず撃沈。トホホ〜。

最後にFくんにオススメされたオレンジのマンスリー課題。
「kozzzzyさん苦手系だと思って。フフフフ。」だと。
な、なにを〜!

撃ち込んでいる間にFくんが所用で帰ってしまい、一人でひっそり解決。
くそお、完全に下になってしまったー。

終わってみれば、肘が痛いわ、翌日の資料作成で泣きを見るわで、散々な福岡の夜でした。

うむー。
次来るときはもうちょっと強くなっていたいぞ!


2015年2月23日月曜日

シーズン初の北アルプス!?(その3)


最終日は朝まで雨が残ったので一家でモチベーションダウン。
午前中は風はないものの、霧が深い。下はグサグサ、春の雪。



とりあえず融雪が少なそうな上の方にあがり、短いゲレンデをぐるぐると15本ほど連続で練習。案の定、昨日ならったことの2割くらいが身についたかどうかというところ。

なかなか身につかないのが上体のフォーム。カーブするときに、上体先行で半身をねじったり、ショックを吸収するために上下に上体を折るのがよろしくない。
さらに、ついつい視線を落として近くを見てしまう。

もともと猫背なので、歩き方から直さないとかもねー。




エッジを立てすぎるのは、オールドスクールならではの癖なのかな?(笑)



もうちょっと高度なことも習ったけども、これはまだまだ先まで封印かしら。

そうこうしているうちにお昼。
猛烈な北風がやってきた。





上部リフトが次々に運休となってしまい、かみさんや息子さまはレストハウスへ避難。僕は懲りずに吹きさらしのゲレンデで練習していたが、コンディションが悪すぎて、イマイチいい練習にならないよー。


暖かい雨にやられたあと、冷たく激烈な北風がやってくるという、雪山遭難の教科書的なパターン。加藤文太郎とか松濤明とかが遭難したのもこれだってね。

脳内では理解していたものの、北部北アルプス1800mの尾根上だと、実際どんな感じになるのか、低気圧通過後に吹き返しがくるまで何時間くらい時間差があるのかなどを体感できたのはもうけもの。稜線の東側でこれだから、北面だともっとシビアなんだろうな。

登山だったらこんな天気の時に絶対に入らないよねー。






とかブツブツ言っているうちに、ついに家族から撤収要請が来ましたw

天気は良くなりそうもないし、帰りも長いもんね。
また来年こようっと。





やや不完全燃焼ながら、今シーズンのスキーが終了。
ま、家族は楽しんでもらえたみたいなので、よかったよかった^^

ちょっと欲が出てきたので、もう少しうまくなりたいなーと思いました。

2015年2月22日日曜日

シーズン初の北アルプス!?(その2)


日曜日。子供は楽しそうにキッズスクールへ。
カミさんはまったり過ごしたいとのこと。


天気読みの結果、3時〜4時くらいまでは空が持ちそうなので、予定通りレッスンを受けてこようかねえ。


スキー歴だけは無駄に長い僕は、中上級斜面に入っても「それっぽく」滑れてしまったりします(素人目には・・ですよ、モチロン)。

例えるなら「山岳会に長年いたので、三つ峠くらいのマルチはなんとなくリードできるようになった」という感じ?
ただこの先、より高いレベルを目指せる展望は全くなく、袋小路に入ってます。

こんなのでもスキーはそれなりに楽しめるので、いいといえばいいのだけど。






でも子供はどんどん上手くなるので、早晩追いこされそう。あと何年かは家族スキーに来ることを考えると、まだまだいいところを見せてやりたいなあ。

そんな親父の見栄で、一念発起。
(あと、熱心にフォームを追求しているらしき塾長のご様子にも触発されました 笑)


すべてを真っさらな状態から教わったクライミングと違うのは、断片的にモノをわかっていて、その組み合わせでそれなりに難しいことができている(と思っている)こと。
凝り固まった抜き去り難いクセも相当あるはず。


こりゃあ教えにくいだろうなあ〜。


というわけで、担当してくださったMコーチには、赤裸々に現状を打ち明けました。

・自己流で30年くらいやってきた結果、なんとなく滑れて今に至る。
・フォームが美しくない。難度が高い状況に応用が効かない滑り方だと思う。
・ちゃんとした基礎を身に付けて、いつかはBCとかもできればいいなー。
・今後、どういう風に練習に取り組めば上達していけるか方向性をつかみたい。


結果は受けて大正解!!

フォームが劇的に変わった!(当社比)
滑りが省エネになりました!

あまりにも思い込んでいた話が多すぎて、目うろこの連続。
まだまだ改善の余地はあるんだろうけど、これであと10年は滑れそうだわん。





コーチには、「今までよくその姿勢で滑れていましたねえ。逆にすごいです。」とまで言われたよw

レッスンでは姿勢を徹底的に直され、フォームの考え方についても詳しく教わりました。スキーは下半身のスポーツなのに、なぜうるさく上体について言うのかもすごく納得。


たくさん教わりすぎて最後はアップアップ。でも中途半端な経験者としては、ベーシックな話に加えて、この先の応用のヒントという「お土産」をもらったことで、満足感がすごく高かったと思います。

いっぺんに全部をやると破綻するということもよくわかっているので、まずは基礎の基礎だけを意識して身につくまで練習。後の話は半分くらい聞き流し(笑)、次の段階で使うために、部屋に帰ってから全部メモにおこしました。
貴重な家族との時間とお金を投資しているから、大事にしなくちゃねー。


もっと若い頃に聞いていたらなあ、と後悔したりしたのですが、まあ昔の自分だと半分も役に立てられなかったなあと思い直しました。たぶんいろいろ聞きすぎて、最後に混乱していたはず。
I塾に行ったおかげで、「上手な習い方」が自然と身についてきたかな?

話の内容も、「これはスタティックに重心移動するという話だな」「これはムーヴの安定性を高めるコツだな」「これは身につくまでは、考えても分からないタイプの話だな」などなど、クライミングにたとえて理解すると分かりやすかったです。

こんなところにも登山塾効果?!







レッスンが終わった後はひたすら自主練習・・したいところだったけど、稜線から低い雲が降りてきて、雨もぱらつきはじめたため、息子と3本くらい滑って終わりにしました。

明日は雨でグサグサの雪だろうけど、今日習ったことを反復練習したいなー。


2015年2月21日土曜日

シーズン初の北アルプス!?


今週末は家族サービス。
子供がスキーしたいというのに便乗して、八方尾根へ行ってまいりました。

スキー場はたくさんあるのになんでそこ?という疑問もあるかと思いますが、単純に八方尾根が大好きなのです。なんつっても絶景の尾根、それもがっつり北アの懐の中。日本離れした長いコース。日本海側にしては雪質もいいですよね。遠いのが大変だけど。


というわけで簡単に言いますと、自分の都合です。


途中の安曇野の景色もホントいい。
徹夜明けだったのですが眠気が吹っ飛ぶよ〜。




宝くじ当てたらここに住みたい!
まあ、実際に住んだら、冬にクラックができなくて悶々としそうだけどね。


しかししかし・・日曜日に日本海低気圧が襲来、それもまさかの春一番との予報。暖かい雨が降って、ぐしょぐしょの春山状態になるんだろなー。ショボーン。


初日だけは唯一、雪質を期待できる日ということで、午前中に到着してガシガシ滑り込んできました。




近づくにつれ、白馬三山が見えはじめる。





リフト終点から眺める白馬三山。





おおお、あのラインは懐かしの白馬主稜かな?





ゲレンデ下部からも綺麗に見える白馬三山。





ちょっとパパ、何しにきたんだよ!


・・お、おうおうおうw

ということで、家族で楽しくスキー三昧してきました。






明日はなんと、人生40年目にして初めてのスキーレッスンを受けてみる予定。
天気が持てばよいけど、どうなることやら〜。


2015年2月15日日曜日

腰引けについて考える


翌日は塾長、メパンナ師匠とSさんとで相沢へ。
金曜日以来の睡眠不足でかな〜り眠いんだけど、山の空気を吸うとテンションが上がる不思議。脳内で何か出ているのは間違いない。


アプローチには先行パーティーの足跡がくっきり残っていて、苦もなく取り付きへ到着。






さて、今日のテーマは引き続き足。
昨日はひたすら本気トライだったので、朝は慎重にフォームを整えることを目標に。

恒例のボルダーを1時間くらいやっているうちに、ようやくいい感じがつかめてきた。やはりモノポイントが厳しいときは、内側の前爪もひっかけてフリクション(?)を稼ぐと良い感じ。
まあ・・塾長にはガニ股ガニ股って言われたけどねっ!


そうこうしているうちに、あらたな発見。

塾長のご指摘により、足が決まらない(もしくはよく外れる)のは、どうやら「適切に腰が引けていない」ことも原因らしいと判明。





①間違えた腰引き(極端な再現)






②正しい腰引き


懐を大きく作ろうとするあまり、①のような状態になると、膝頭が下を向いてしまい足が高く上げられない。それでも無理に上げようとすると、膝を横倒しに上げなければならず、足の先端が斜め向きに刺さるため、体を引き上げて行ったときに爪先の方向が大きく変わって抜けるようなのです。しかも膝を横倒しにするとアイゼンをパンツにひっかけがちだし・・。

②の体勢は、腕の引きつけをすることで体をまっすぐに保ちながら懐をつくっていることで、足を高く水平にあげることができる。

肘が伸びる①の方がいいように勘違いしていたけど、②に変えた途端に足がガシガシ決まるようになりました。ま、写真で見れば一目瞭然だけどねw



おまけにもう一つ・・。




③ アックスをもう一段高くきめる


これは「②の状態をつくりながら、なおかつ肘が伸びる」という理想形・・なわけないw
懐がほとんどつくれない上に足元が見えなくなるので、こうなると腕力で体を引き上げるか、②の状態になるまで足をちょくちょくきめ直すしかない。

核心部の抜け口付近において、一刻も早く抜けたいあまりに、やらかしてしまいがちなムーヴですね。岩のマントリングでものすごく遠いガバを取ってしまい、ヒザで這い上がったりしますが、そんな感じ。


おおお〜!ちょいと足の考え方がつかめたよ。講習受けてよかった!
ボルダーをなめていましたが、ただの自主練ではなかったのですね^^;;


さて、最後に待望のルート、エイプリルフール1P目へ。

疑似リードやってもらいますとの指令。
お、おう。がんばります!





下部が思ったより悪く、スクリューをきめるムーヴがなかなかつくれない。

「kozzzzyさん、今ランナウトどれくらいしてますか?」

「kozzzzyさん、今落ちたらギリギリグラウンドするかどうかですね〜」

「kozzzzyさん、もう完全にグラウンドですよ〜!」





わ・・わ・・分かってますよっ!!んもう!
ここじゃスクリュー体勢つくれないのよ〜!!(逆ギレ)


ルートの読みが狂ってどんどんと追い上げられていく状況に、クラック初心者時代を思い出しました。今でもこういうやりとり、ありますね・・。

そんなこんなで、ヒイヒイ言いながらトップアウト。





色々ダメだったけど、目標としていた足は核心においてもしっかりきまったので、今の僕にしては上出来かな。(下部で一回抜けたけど・・)

塾長、いつも的確なご指導ありがとうございます。







アイスはこれで最後かな?と思ったけど、せっかく色々と身につきかけてきた気がするので、シーズン中もう一回くらいやってみたいな、という気になりました^^;


メパンナ師匠、前日のトップロープからのご指導&送迎、何から何までありがとうございました。

そしてSさん、素敵な写真を撮っていただいて感謝です。来シーズンもご一緒しましょう!



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<自分メモ>


1)基本的な考え方

・最初は「どんな場面でもまず肘を伸ばした方が良いフォーム」と思っていたけど、そうでもないようだ。局面によって前腕のパワーを犠牲にして足を確保することが大事。

・アックスはほとんどの場合、根気とパワーがあればガチガチにきめることは可能なので手はガバ状態になることが多い(軽く決めるとスローパー状態)。一方、足は必ずしもうまくきまるポイントばかりではない。いきおい悪い場所では、腕の引きつけを使って足を止めることが多くなる。


2)次のムーヴの準備

・足に関してフリーとの大きな違いは、足を掻き込めず、爪先の向きを変えられないことに起因している部分が大きい。つまり、足をきめるとその後のムーヴの可能性が決まってしまうので、その後を考えながらきめなければ行き詰まりやすい。

・足をあげるとき、次に体を振る方向を意識して、爪先の向きを内側によせるとよい。

・アックスも肘を内に絞って打つと、次に体を振る方向に効きやすいので楽。アックスが外向きに決まった場合は、ガストンぽいムーヴになる。


3)フォーム

・現時点の理想的なフォームとしては、アックスを適度に高くきめる。引きつけを使うことで、上体を氷の面と平行に保ちながら外に逃がす(腰だけを引くのではない)。できれば少し頭を引いて視野を確保する。そうすれば足が水平にあがり、自然にかかとが落ちて良い形できまりやすくなる。

・同じことを小難しく言うならば、上体の角度が膝頭の限界引き上げ角度を決め、それが足首の角度に影響する。腰だけを引くと上体が下を向く形になり、かえって膝の引き上げ角度が制限される。

・アックスをきめる高さにより、懐を引ける深さが変わる。大きく引きつけて一足を高くスピーディーに登るか、前腕の力をセーブしてちょこちょこ登るか、場所によって使い分けるのが良いのかな。

・自分は、対角バランスで立ち上がったあと、もう一足をハイステップできめる傾向がある。場合によっては、水平の位置にきめて三角形バランスにした方が、体幹をセーブしてレストしやすいようだ。どうもハイステップしたほうが安心感を得られる感覚があるのだけど・・これは要研究だなー。


4)ルートの攻略

・次のレストポイントまでのシークエンスを組み立てるために、足がきまりやすい場所をうまく繋いでいくのか、手がきまりやすい場所を中心に組み立てる方がよいのかは、まだまだ経験が必要か。今は手ばかり見ている傾向があるので、もう少しスタンス候補を意識し、ムーヴを考えると良さそう。

・アックスを深くきめようとしすぎていて、腕が疲れたり、食い込んだ刃を外すために疲弊したりしているので、セーブできる場所ではもう少し軽くきめてもよいか。これは今の優先順位でいうと一番低いけど、もう少しパワーセーブを意識した方が現実的。次のムーヴを見極めながら、ここはパワーセーブすべきか、ガチガチにきめるべきかをおおまかに判断できるようになればよいな。


5)プロテクション戦略

・疑似リードのプロテクション戦略は、まだまだリスク管理が甘い。(ま、当然か)

今回のプランはこんな感じ。

「核心部はルート上部抜け口の3mくらい。ここは慎重にムーヴをおこしてこまめに2〜3本を取りたい。難しかったら右の凹角に逃げよう。下部から一段上がるまではノープロ、そこから中段テラスまで3本くらいで突破すればいいかな(あまり深く考えず)。スクリューを取りやすそうなフラットな面はあの辺とあの辺だな〜(取れなかった場合のプランなし)」

グランドデザインとしては、まあOKだったかと思う。問題は下部が思ったより悪く、想定していたよりスクリューをきめるポイントが1〜2mずつ繰り上がり、一時的にグラウンド必至のランナウトになってしまったこと。

外岩だと、「あそこが悪かったらどうしよう」というバックアッププランを持っていくのだけど、今回は、下部がスクリュームーヴをつくれないほど悪いとは想定できていなかった。

また「目先の一手」に必死すぎていて、とりあえず次、次、という感じで追い込まれていったのですが、2・3手先がどうなっていくかを想像し、プランを修正する余裕がなかったのも危ないと思いました。

(オブザベ)
・悪い可能性がある箇所と、悪さの度合いの、より保守的な読み&バックアッププラン
・核心部だけでなく、とくに下部(テラス近く)などリスクが多い場所のプランニング
・スクリューをきめる場所の候補を多めに持っておく
・ちなみに自分のオブザベは、リードした塾長の1/10くらいの時間でした。「そもそも何をオブザベするべきか」についての想定自体ができていなかった。

(登攀中)
・登攀中におけるプラン(ルート、ムーヴ、プロテクション)の動的な修正、細かい読みを加えていくこと
・悪い場所に差し掛かる直前に気づくようにする。もしくは想定より悪い場所に入った瞬間、一歩降りてプランを練り直す。

6)スクリューセット
何もわかっていない。かなり手間取ってしまうので、もう少しやり方を研究したい。


ま、これを全部次回までに反映させることはないだろうから、気長にやっていこう。
クラックと違って気軽にバンバン数をこなせなすわけにもいかないので、腰を据えていかないとね〜。そう、大切なのは腰!コシ!



2015年2月14日土曜日

一本足のインディアン



土曜日はメパンナ師匠に連れていただいて、トップロープ修行@神津牧場へ。
毎度、自宅送迎までいただいてありがとうございます。


ながーい関越にて運転交代、駐車場まではオンサイト。

ここからインディアン広場へ徒歩で移動です。
よしよし、お初のワタクシがルーファイもかねて先導させていただきますぜ。ゴホン。

地形図をかなり入念に読み込んだはずが、あらぬ方向へ歩き出し、師匠に止められました(笑)。目標のピークを見当違い。

最初くらいはコンパス見なきゃね・・。






さて、今回の目標は2つ。

◯ 1つ目は手際の向上。登りではなく・・荷物の手際^^;;

初回はなんだかわからず大量の装備を持ってきたり、適当な順番でパッキングしていたせいで、出し入れのたびに荷物を総ざらいして全員を待たせるという大迷惑マシーンになっておりました。
単独行ならともかく、みんなの貴重なトライ時間を削ってしまって深く反省。

とにかく装備はミニマムに、使う順番を細かく意識してパッキング。


◯ もう一つの目標は足。アックスは前回でなんとなく要領がつかめたのだけど、足にはまだ確信がない。特に角度が立っている場所だと、足が全然きまらなかったり、抜けてしまったりすることがあって、まだまだ危なっかしい。

対策として、道具の改良と、ムーヴの改善の両方を試みてみた。

道具については、アイゼンの前側についている半円形の靴止めワイヤーの位置を後ろにずらすことで、モノポイントをより前に出す。さらに靴先が左右にブレるのを防ぐために、左右がよりタイトにフィットする某社のワイヤーに交換。





結論から言うと、後ろにずらすのは大正解。ワイヤー交換は大失敗。
ワイヤーの構造上の問題で登攀中に外れるようになってしまい、1日で元のワイヤーに復帰。





アイゼンが外れるたびに、1本足状態でロープにぶら下がり、パートナーに大迷惑をおかけしました。
手際良くしようと思ったのにな・・。


ムーヴ面での対策に関しては、足をまっすぐ刺さずに、少し角度をつけることで、モノポイント+サイド爪の2本で立つようにしてみた。これはとくに、凹凸の関係で、モノポイントがしっかり刺さらない形状の時に有効のようです。

前回に塾長に聞いた「両手で上体を引きつけて、ややスメア気味に足を押し当てる」という方法も取り入れてみた。これはどんなに傾斜が立ってきても通用しそう。レイバック的なバランスになるので、手が抜けたら墜ちるのと、パンプが早くなるので、やや慎重な判断が必要ですが、ここの1・2手だけこらえれば・・という局面で有効か。


さて、まずメパンナさんがチェロキーをリード。ワシはフォロー。





リード用に研ぎたてのアックスを提供したので、はじめてメパンナさんのアックスを振ってみたけど・・重いー!


クオークは重心がヘッドによっているせいか、ヘッドから回転して氷に刃先がフックする。かたやこちらは、アックス全体のずっしりとした重みで氷を破壊して刃を奥まで食い込ませる感じ。音でいうと、スコン!と入るクオークに対し、バッキィーン!w

あのお・・師匠、これ、パワーがない女性にはかなりハンディなんではないでしょうかね・・。


そんでフォロー中に右足がずるずる滑り出し・・ふと見るとワイヤーがはずれて、アイゼンがストラップだけで足首からブラブラ(以下略)

色々とご迷惑おかけしました。


そのあとは、お目当てのアパッチとシャイアンを何本か。
僕にとっては初体験のV級なので、まあ登れたら御の字だな・・と思ったけど、取り付いたら墜ちたくないから超必死w






あとで写真をみたら手足の関係は逆だし、腕は力任せだし、もうグダグダ。


今の僕には、アパッチ(V級?)くらいのレベルだと、一手一手が必死すぎてフォームに意識が及ばない気がしました。アックスを握りこみすぎて手首を痛めたかも・・。シャイアンだとちょうど良い感じ。

まあ師匠によると、氷質は毎回違うらしいので、これはこれとして色んなパターンをこなさなければねえー。


ちなみにオブザベの段階で、今から登るラインがどれくらい厳しいか、どこがヤバそうか、という感覚を持てていないのは危なっかしいなー。
初見ではシャイアンの方が悪く見えていました。


アイス関係はあまりにも知らないことだらけ。
生兵法の怖さを非常に感じるので、岩と比べると、割と受け身な姿勢で取り組んでおります。メパ師匠のご指導がなければ、今シーズンは体験講習1回くらいで終わっただろうと思われます。
感謝、感謝〜。

2015年2月11日水曜日

梅林でゲイシャ遊び


11日はMJさんにお誘いいただいてユガマクへ。

cherroお嬢様の忠実な召使い(?)STさんとご一緒に、快適ドライブ♪


打ち合わせ違いで、MJさんが持って来てくださったカムがあったので、久しぶりにクラックでアップ。非常に美しいクラックだけど、ムーヴはフェイスw
初めてのカムセット練習にはよいかも。

そうこうしているうちに団体が襲来。隣のパーティーのマナーが悪く、登っている上からいきなりトップロープを投げ落としたりしはじめたので、早々に上部へ。

今日も懲りずにゲイシャワルツ!
累計3日目。




初見ではノーチャンスに思えたのだけど、じゅんさんの解析を聞かせてもらったら、ひょっとしてできるかもという気がしてきた。甘いかなー。

しかし、やはり核心の左足が外れ続けて、何度もドカ落ちしてしまいました。
cherroさん、いつもシビアなビレイばっかりでごめんなさい。

核心の左足ハイステップを確実にきめるために、右足をいい位置に置きたい。今の右足の位置だと、左足が抜ける方向に体が回転しようとするため、なかなかきちんと入らない。

とはいえ、右足を置きたい位置は、ツルツルのフェースなんだよねー。

長いハングドッグの末に目が慣れてきたので、あらためて詳しくフェースを調べると、右足を置けそうな米粒スタンスを発見。お、これはいけるかもしれない!



STさんビレイで2本目。
核心一つ手前、デッドの要領を思い出した。
おかげで、右手のパワーを温存して核心に突入できる。

右足をそっと粒カチにおいてみる。ギリギリ乗っているかどうか・・。
ここから左足ハイステップをおく。やはり不安定になる。
焦って一気にデッドを飛ばしたら、指先がかかって外れた。

お、はじめて届いた?!


今日は昼になっても湿度が低く、コンディション的にはベストの日だったようだ。


下で見ていた cherroさんには、「私からビレイ交代したとたんに核心がつながるってどういうこと?」と訳のわからないヒガミ方をされました(笑)。
いえいえ、ビレイヤーが信頼できないだとか、カメラを撮るときに両手を離しそうだとか、そんなことは決して思ってませんからね〜! ^^


長いレストをはさんで、今日三度目のトライ。
先ほどのムーヴを慎重にこなして、ついに完登!





計7便くらい?
苦手フェースとはいえ、ここまで跳ね返され続けると、限界感を感じて嬉しくなるねw


調子に乗って「もうじきバカンス」に手を出してしまう。
上からヌン掛けしたのに、まさかの1ピン敗退。これはホント無理w

またまた上に回りこみ、ヌンチャクを懸垂回収してそそくさと去りました・・。


その後、ダイヤモンドヒップとゼルダを思い出しトライ。
最近流行している「復習のつもりが余計な宿題を増やして終わる」パターンが懸念されたが、なんとかRPできました。少しはムーヴの引き出しが増えたかな。


帰りは塾長ご一行と一緒になり、バーミヤンで飯を食って帰宅。
楽しかったなあ。


STさん、長距離運転&送迎ありがとうございました。
MJさん、cherroさん、おつきあいいただいて感謝です。
またご一緒しましょうね!


<本日の成果>


Washing(5.7NP)       アップ
サンセット(5.10a)     アップ
ゲイシャワルツ(5.11b)   3RP   *終わってみれば超良ルート!!
もうじきバカンス(5.11c)  ×    *1ピン敗退・・完敗。
ダイヤモンドヒップ(5.11a) 再登   *ヒールフックはまぐれじゃなかったようで。
ゼルダ(5.11a)       再登×2 *ムーヴを解説しようとしたが怪しかった・・






------------以下OS注意----------










<ゲイシャワルツ ムーヴメモ>

目の高さの水平シンクラックに右・中央・左のカチがある。

ガストン、アンダー気味の左手カチと、右カチを頼りに、左足を大きめのスタンスにあげる。もう一足ずつあげて右手ロックオフと左足でこらえながら1ピンクリップ。
一旦、最初のスタンスに右足を戻してレスト。

次に右手を中央のカチに移し、左足を開いて左の外傾スタンスへ。
左手を顕著な左フレーク下部にガストン、左足に乗り込みながら、重心をフレークより左に移動させ、右手も添えてフレークにぶら下がる。レスト可能。

フレーク沿いに手をあげる。
左手を右手より少し上の甘めの場所に、さらに右手を高めのガバフレークへ。
右足は、最初に使った水平クラック上の左カチから見て、やや下によいスタンスがある。
(YouTubeにあるように、左カチやフレーク下部まで足をあげるとリーチ的に次のムーヴがつらくなる)

左足は、左カンテ上の同じ高さくらいにある、小さな外傾エッジに乗せる。
これでフレークのひきつけも使いながら腰を引き上げられる。

ここから下部核心ムーヴ。
体を右に倒し、左手を大きく高くクロスで出し、チッピング風のキーホールドを取りに行く。右足と左手の引きつけがきまっていれば墜ちないので思い切って。
左手が取れたら、左足をフレーク下部の緩傾斜に大きく引き上げる。ついで右足を右面のスタンスに大きく出して張る。必要なら、右手は右の高いところにガストンが取れる。右手を右上面のカチへ飛ばす。2つあるので中継しつつ、最終的に遠い方に飛ばす。

右手カチがとれたら2クリップ目が可能。レスト可能。

次に左手を右フェースの手前の方のカチにとる。このとき、左足を水平クラックの割れ目に、右足をやや低めの外傾スタンスに取ると片手ずつレストできる。
これが核心手前の最後のレスト。右手を特に休ませるとよい。

右手を上側のカチの右に寄せ、左手をマッチ。
左手がなるべく中央寄りのいいポジションを取れるように微修正する。

左足を高めの外傾スタンスへ、右足を同じ高さにある右カンテ上の豆粒ほどのスタンスへ乗せ、両手で腰をいっぱいに引きつける。足が外れないように両手と体幹でこらえながら、右手を高くデッド。このときに、腰がなるべく高く、かつ壁についていると右手の消耗が少ない。

右手をなるべくいい位置に修正し、カチ握りする。

右足を右手の真下、左足と同じ高さのやや右側にある垂壁面に置く。
ここに米粒大のカチがあるので、あらかじめ位置を確認しておく(上からだとかなり見つけづらい)。つま先を外側に向け、親指を乗せるとかかりやすい。

右手カチと右足粒カチで耐えながら、先ほどのチッピングホールドに左足をハイステップ。
この足がかかるかどうかで、核心ムーヴの成否が決まる。
時間をかけるとヨレる上に、かかりづらくなるばかりなので、一発できめる。

ポイントは、ホールドの左端をめがけて足をあてること。一見すると右端がかかりやすいがこれがトラップ。
そしてつま先を内側にして小指〜中指で乗り込むとかかりやすい。
(両足先が右に向いてるから、後で腰を押し込みやすいという効果もあるのかも。)

これで一気に右カチと高い左足を押し下げ、左上の遠いホールドをデッド。
右足はフラッギングし、なるべく腰がはがれないようにするとデッドの成功確率があがる。

左手を確実にとったら、左足と左手を支えに、右足ハイステップで、さきほどのカチにあげる。これでクリップ可能。たぐり落ちの危険があるので、慎重かつすばやく。
カチを持つ左手に余力があれば、右手がワンシェイクできる。

次に、頭上に二つあるカチを右手で取りに行くのだが、右の遠い方が安定するため、一発で右を取りに行ったほうが疲労が少ない。右足を押し下げ、核心ムーヴとちょうど鏡像対称のムーヴを起こし、右手をいっぱいに飛ばす。

ここからは左手を左側のカチに取り、右足を高く引き上げる。さらに左手を高く出したい。もしかしたら右手を頂上辺りの甘いホールドにとったかもしれない。(右向きのフリムーヴでもできたかも?)
左手をカンテ上の甘いパーミング、そのまま上にペタペタげるとガバがある。

ガバを取ると右手は頂上奥のホールドにとれる。
必要ならさらに左手を左奥の木の根でも取れる。
ここで終了点クリップ。
あとは上に登るかどうかはお好みで。
ただし一つ奥側にある木は、根が浮いているので注意。



------------おわり----------











2015年2月8日日曜日

甘くなかった日吉フェース


雨の日曜日は、昨日のメンバーと日吉に転戦。

もう節々がバキバキ。いて、いでえ〜。

しかし病み上がりの虚脱感に苦しんでいた先週を思えば、フツーに登れるだけでも幸せなりー♪


早めに到着したはらりさん、MJさんとまったりアップしたあと、ピラーの5.11aをオンサイト。

あれ?OSグレード更新?
これって、セッション効果?

まあ・・アマアマ課題でしたけどね。


はらりさんが目をつけた垂壁5.11dの新課題へ移動して、本気タイムへ突入。

僕は、はらりさんの様子をまずはオブザベ。
お手本ムーヴを見せてもらいました。




順番が回ってきてしまったので、僕もこわごわトライ。
1ピン目直後でいきなり薄カチがはずれて地面へ飛び降りる。
げげげ、アカーン!

それでも2トライ目で最終ホールドまで到達。




見ての通り、はらりムーヴの劣化版コピーでしたが。


おお、次で完登か?!

・・と思っていたら、途中でフェース左カンテにヒールをかけるのはズルらしいということが発覚。核心ムーヴは組み立てなおしとなりました。

そりゃあね、そんな簡単に5.11dが登れるはずはないと思ってましたけどねっ。


後からきたmfさんはさらっと2撃。カコイイ〜。
はらりさんも、核心をバラしたところでヨレ墜ち。あとはフレッシュな時にやれば繋がりますね。

僕は、はらりさん、mfさんからたっぷり入れ知恵をいただいたにもかかわらず、核心がつながらず。一番苦手とする体の入れ替えムーヴなんだよなあ。
まあ、そんな簡単にグレード更新はできないよね。


あとはクラックで遊ぶ。
MJさんとIZさんに恒例のナントカ塾を開催しつつ、まったりと大レスト・・。

最初はパワー全開でパンプと戦いながら登っていたお二人。すんごくフォームがキレイになり、いつのまにか涼しい顔で♂クラックを登って降りてました。くの字もかなりキレイ。

女性の方がパワーセーブを考えながら登るためか、効率のいい脱力ムーヴに至るのが早い気がします。それにしても上達早いけどさ!

僕も易しい方の木枠フィンガーを3手ほど、そしてルーフクラックでテン山トップアウトした後、最後にワイド二本をやって完全燃焼。

モチベーションの高いみなさんに囲まれて、セッション効果を実感した1日でした。
こんな機会でもないと、フェース5.11dなんぞやろうとも思わないからね〜。


そうそう、関係ないけれど、以前に神風テラスでご一緒したKさん、よろめきでご一緒したYさんと偶然再会し、また割れ目ツアーしましょうねというお話になりました。
ほそぼそとジム通いを続けていれば、岩つながりのご縁ができるものなんですね^^

貴重なクラッカーつながり、それもワイドとかイレブンクラックとか、趣味が近そうで、ホント嬉しい〜!

2015年2月7日土曜日

さまよう岩難民


出張が1日短縮になり、金曜日の最終便で帰京。
仕事にふりまわされて、週末ごとに岩難民・氷難民と化しているkozzzzyです。


またまた土壇場でmfさん、はらりさん、MJさん、IZさんに救済いただいて、城ヶ崎ツアーに混ぜてもらいました。ヨカター\(^o^)/


行き先ですって?
ぼかぁゼータクいいません!

たしか、mfさんは漁り火に行きたいとおっしゃっていたし、僕も横からイサリビクラックレフトに混ぜてもらいますね〜♪





ところが、mfさんは他の皆さんとファミリーに行くとのこと。

一度落としたルートには決して手をつけなかったmfさんが再登狙いだなんて。
どういう風の吹き回しでしょう?(笑)

一方、MJさんが漁り火をご所望ということだったので、専属ビレイヤー・回収係として同行させていただきました。


アップのあと、懸案のイサリビレフトへ。


見るからに危なそうなコイツは、ずっと避けていたのですよね〜。
デモコレシカナイシ・・

プロテクションを受け付ける場所が限られるようなので、念のため、前進用のマイクロカム0番、小さめのナッツを持っていくことにする。





レイバック気味に入る下部はプロテクションが取りづらい体勢が続く。カームフライデイよりはましだから、まあいいけどさ・・。

ようやく安定した体勢できまったマイクロカムを頼りに、再びランナウト。効きが怪しいカムを1本決めて、カタカタ動く縦フレークへ。


ここらへんが核心か?

フレークの両サイドにマイクロを3本固め取りしたのだが、チョックストーン状のフレークは左右に動くので本当に効いているのか、全く心もとない。

これは何が何でも墜ちられない。
集中してクラックセクションを抜け、抜け口のフェースに到達。ふう。
最後のジャムポイントでレストする。


下を振り返って考える。
4つも続いた怪しいカムが効いてないとすると、最後のカムは足元のはるか下。
実質3、4mのランナウト。


・・とりあえず目の前のフィンガーにマイクロ青を決めよう。

焦ってあちこちにカムを入れようとするが、こういうときに限ってなかなか入らない。
も、もちつけオレ!




引きつけた腕が今にもパンプしそうなので、一旦ジャムを入れ替えて、手を休ませる。
カムを口にくわえたまま、ハアハアと荒い息。


マイクロ青で入らないならしかたがない。
とっておきの0番(紫)を取り出す。

あれ?あれ?全然入らない。

よくよく見たら、キャメ0.5番だった。
紫違いかよ〜!!

口には先ほどの青をくわえたまま、右手には見当違いの紫カム。
お前たちじゃないんだYO!!ハウス!ゴーホーム!


猛烈にパンプしつつある腕の痛みをこらえ、胸の上にカムを置いて向きをかえながらなんとか収納。ヒー何やってるんだよオレ。

やっとことさ0番カムがきまったところで精神的に切れてしまい、そっとテンション。
オンサイトを逃しました。


だって怪しいカム4本と、強度の弱い0番カムで、フェースをランナウトしていく勇気はありませ〜ん!(負け惜しみ)


その後、MJさんのフットアップルーフ(5.10a)をビレイ。





無事に宿題解決!
核心を何度も何度もクライムダウンしては再トライするという、魂ほとばしるRPに触発され、僕もなんとかレフトを2撃できました。

ま、プロテクションのポイント・サイズがわかってしまえば易しめの10dかな?
意外に好ルートでした。


離陸のために下部でライトのクラックを一手くらい使いましたが、mfさんによると、「レフト」という以上は左のクラック限定ではないかということ。

でもねでもね、プロテクションが取れていない下部で、アンダー気味のシンクラックでハングを超えるとかできませ〜んw

・・というわけで、これでいいことにします。ゴホン。

これで5.10dも7本目くらいか。こうなったら10dコレクターとしてゲルニカとか忍者とかもやってやろうぞw

その後はまったりボルダー見学。




とってもフレンドリーな(おそらく段レベル?)ASさんがマットを貸してくださったので、3級クラックボルダーをお触り。

昨シーズン11月に来た時に、優しい人にマットをお借りして触らせてもらったのですが、あの時はノーチャンスに感じた3級シンハンド。
これがほとんどつながった!あとは核心ジャム1手だけ。

ついでに1級も触ってしまいましたが、絶対に無理と思ったムーヴが部分的にできてビックリ。(全部がつながる可能性はゼロだけどもw)



この左手が止まったことに自分でビビりました。

ジムボルダーではエンドレス踊り場状態に感じていますが、少しは上達しているものなんですねえ。

お返しに、クラックに興味津々のASさんにkozzzzy塾を。はじめてテーピングした手で、あちこちにハンドをきめまくっていました。ツヨツヨボルダラーだからすぐにうまくなりそう。またまたジャミングモンスターを生んでしまったようです。


さて、残念ながら翌日は雨とのことで、これにて撤収。

はらりさんたちと合流して、はなわで食事をして帰りました。
今度はちゃんと事前に連絡したので、おばちゃんも上機嫌でした。


mfさん、はらりさん、MJさん、IZさん、難民救済いただいて本当にありがとうございました〜。持つべきものは岩仲間ですね!


<本日の成果>

ホワイトサタデイ(5.9)       アップ
フットアップルーフ(5.10a)     アップ1、回収便1
イサリビクラックレフト(5.10d)2RP 右も触ったので「イサリビクラックミドル」かw
ジャムウェイヴ(5.9)        回収便
1級ボルダー すごい怖くてすごい楽しい。でも無理すぎるw
3級ボルダー イレブンのシンハンドクラック核心部のイメージ?時間の問題か。
イサリビクラックライト(5.10c)再RP 楽しいよ〜。やっぱり三ツ星ルート!

2015年2月4日水曜日

あら・・優しいのね?


またまた大岡山へ行ってしまいました。

あんなに嫌いだとか言ってたのに・・。
ま、自宅に近いので、ついついね。

今年から始まったウィークリー課題が、スラブ壁・垂壁・120度壁と、計3カ所にできていました。


で、5級をトライ。

お?大岡山の5級にしては易しいかも?


ウィークリー課題をやり始めたってだけで、大岡山にしては頑張っているのに、さらに5級課題を3つも作ってくれるなんて好印象。
しかも易しいし・・大岡山にしては。

早かった終了時間もちょっとだけ伸びたりしていて、ちょいとユーザーに歩み寄ってくれたみたいです。あの大岡山にしては。


い・・いままで意地悪だったのに、そんなに急に優しくされると・・(ポッ)

ヒマーな時期にでも定期パス買うかなーww


そのあと120度壁4級課題に手を出したら、何でもない下部でドはまりしました。
華奢な女子たちもスイスイ行っていたのにぃ。
まだまだ修行が足りんですなあ。腹筋しよ。

2015年2月1日日曜日

ホタテ退治に行ったらドラゴンに退治された


土曜日はためた仕事に追われまくったのだが、日曜日はなんとか空いた。ふう。

暖かい場所でリハビリクライミングでもしたいなーと思っていたところ、mfさん、STRさんに拾っていただくことができ、あかねの浜へ。

持国天でアップ。
もうそろそろ楽勝だわい・・と思っていたが、核心に行くたびにムーヴが変わってしまうようで。今回、新開発したムーヴは両肩で抜け口に体を挟みながら、5cmずつずりずりあがっていくという貞子ムーヴでした。カッコ悪いったらありゃしない!

ま、病み上がりだからねー( ´ ▽ ` )

んでもって、因縁のホタテクラック。




・・失敗しましたよ今回も!
もういい加減終わらせたいわ!

核心でガビガビのクラックをたどろうとするとうまくいかないのだけど、ようやく「核心はフェースムーヴなんだ」という諦めがつき、なんとか2回目で終了。

レイバックとかヒールフックとかスポーツっぽい技を繰り出してしまったせいか、予想外にヘロヘロ。体の芯から力が吸い取られる〜。


や、病み上がりだからね・・( ´ ▽ `;


「ホタテはアップルートとして・・今日の本気トライはどうしよっかな。ゴミステーションにでもいくかなー。」とか思ってたんだけどさ、いまさらイレブンに取り付く時間も気力もないよ。




あかねの浜をナメすぎてました。サーセン。

そうこうしているうちに、mfさんがついにコモドドラゴンをRP!
「横から試食して万が一オンサイトしまっては申し訳ない」という厚かましい考えオトナのたしなみにより、トライを自重していましたが、これで容赦なくできる〜♪

ホタテ狩りのついでにドラゴン狩りまでしてしまうとは、俺なんて勇者なんだろう。
るるる〜




割と早い段階で、「自分には万が一にもオンサイトなんてできないルート」だったということが、よくよくわかりました・・。

や、病み上がりだからね・・( ´ ▽ `;;


みなさんあっさり通過しているご様子の、中段テラスへのマントル返しが自分的には核心。




最後のカムから2m斜め上方向にランナウトした状態。振られ落ちが怖すぎて、錆びたハンガーにそっとクリップ&テンションしてしまいました。

抜け口の核心もやっぱりテン山でしたが、こっちはクラックムーヴなので意外に解決は近そうかな?



まあそんなことで、城ヶ崎詣でも二回目。前回に引き続いてメタクソな1日でした。

ま・・病み上が(ry



mfさん、STRさん難民救済ありがとうございました〜。
ひょんなことから城ヶ崎に行けて、よいリハビリになりました。


最後ははなわで海坊主さん引率のみなさんと食事。
店内には4パーティーいましたが、全てが知り合いのクライマーグループという、城ヶ崎の日常風景がそこにはありました。
海坊主さん、自宅近くまで乗せていただいて感謝でございます!


今日の教訓:大人数ではなわに行くときは事前連絡しようね(なぜか僕が怒られたしw)


<今日の成果>

持国天(5.9)      アップ
ホタテクラック(5.10b/c) 2RP 本当に去年できてたんだっけ?
コモドドラゴン(5.10d)  ×  怪しい残置を使ってからのガチ落ち。マントリング練習しよう・・