2016年12月17日土曜日

ああ、懐かしの割れ目たち


cherroさんが付き合ってくれて今年初の城ヶ崎詣で♪




やっぱり城ヶ崎は心が踊るぜ〜。(取り付くとそうでもないけど)

カメノテでのんびりアップ・・だったはずなのだけど5.10aで落ちたよ。




日当たりのいい貸切りルートを楽しんでから、薄暗いバンブーへ。



長年の宿題となっているスパニッシュダンサーに付き合っていただきました。
こんな不人気エリアに来てくれるなんてありがとうございます〜。

久しぶりのクラックでできるはずもなく、核心は絶望的。せっかくのチャンスだったけど修行が必要かなあ。



遠いデッドを挟む強度の高い3手ほどの組み立てをスキップしたら(そこが大事なんだけどね)、長年悩んでいたマントル返しができるようになっていたのは、小さな成果かな。

はじめて終了点まで行って見ましたが、これが数々の浮きフレークにカムを決めて長いランナウトだとか、浮きガバに全体重をかけるだとか・・。決死の登攀でした。





ああ城ヶ崎。心が早鐘のように踊るぜ〜。


心優しいcherroさんに「もう一トライいいですよ」と言ってもらったのですが、核心の2・3手がつながりそうもなく早々に気持ちが折れました。

粘りまくって可能性を見出せないと、無意味にルートを汚したような気持ちになるし、かと言ってあっさり放棄すると、もっと頑張れば何か手があったのかもと後悔がよぎる。難しいですね。
まあクライマーだから、完登する以外に気持ちの救いようはないのかな〜^^;;


随分時間があまったので、cherroさんご希望のフナムシまで三たび転戦。




ちょうど塾長講習中の組長とONさんがいらっしゃいました。

ああ、僕のクラックリードはここから始まったんだなあ。
・・たしか2012年の冬だから4年ぶりかな?(遠い目)


まったりするつもりが、I塾長の勧めでうっかりメルトダウンに取り付いてしまい、ここでもやっぱり大変な目に遭ったのでした。城ヶ崎トラッドコワ楽しいな!





cherroさん、お付き合いいただいてありがとうございました!


適当に100岩を見て「なみだち」に行ってしまった過去もありましたが、今日はまともな岩場でしたね〜(笑)


--------------------------------------
(本日の結果)

晦日(5.8)アップ
ドラゴンフライ(5.10a)回収 まさかの1テン・・久しぶりの安山岩はコワさでめちゃくちゃでした。
スパニッシュダンサー(5.11c)×TO あの2手、いや3手が・・。抜け口も味わい深かった。
メルトダウン(5.10a)2RP 取り付いているところをママに見つかったらこっぴどく怒られるヤツ。怖え。

5.10aで落ちるなんて〜。また初心者からやり直しです。

それにしても、プロテクションが取りにくいとか、抜け口が崩壊気味のフェースだとか、城ヶ崎のクライミングはアルパイン風味だなあ。(案外嫌いじゃないけどね)
メルトダウンもピリ辛で楽しかったです。
心もとないスモールナッツを足元にフェースムーヴを起こすというトラッドルート。初心者時代にグレードだけを見て取り付こうとしていたらしいのだけど、止めてくれた塾長にただただ感謝です^^;;

2016年12月10日土曜日

忘年クライミング


この日は会の忘年会にて、川苔の岩場に行ってきました。




昨年は上の方で遊んだ記憶があるけれど、今回は道路よりず〜っと下った小さな岩場へ。

1本しかないアップを待っていたら、レジェンドがニヤニヤしながら「この5.11a空いているよ」とおっしゃる。ほとんど一年ぶりの石灰岩でアップが5.11って!

ええい、レジェンドに言われたら頑張るしかない(鼻息)
発奮して取り付いたものの、手首に悪そうなアンダー持ちが連続する苦手系ど真ん中でした。






核心はどうやってもできる気配がない。
いまの自分にはどうやっても無理なタイプだと諦めてエイド。

ところが肉体も精神も強いK谷大先輩がテンテンながらも核心を抜けられたと聞いて、「こんなハートの弱いことじゃいかん」と思い直して再トライしたら、なんとムーヴがばらせました(おい俺w)

1便目では手がかりすらつかめなかったのに、2回目で急にできることもあるんだなー。





一緒にトライするクライマーから受ける刺激ってデカイんですね。

さて、恒例のレジェンド家ボルダーへ。
昨年ドナドナされて行った「奥多摩ヘブン」に代わり、今年は「奥多摩スーパークラック」が完成してました。戸板のレールに見えますが・・クラックです(断言)。






クラック足限定らしいけどフィンガーチップのルーフに足とか決まる気がしない・・。

足は外のボルダーに乗せて、フィンガー課題としてやってみるけど、なんとかぶら下がるのが関の山。2手目もろくにつながらない・・。

レジェンド曰く、
「うーん・・・13b?くらい?」

でででで、できるわけないっす〜w




某ルート攻略に向けた秘密兵器のようでした。


-----------------------------------------------
(本日の結果)

ルート名不明(5.9)OS 石灰岩らしいガバのハング越え。ちょっとリーチー。
ルート名不明(5.11a?b?)4RP わかってみれば面白いアンダームーヴでした。OSはかなり厳しい!
奥多摩スーパークラック(5.13??)僕には無理ゲーすぎました・・

2016年12月4日日曜日

幻のスーパーマゾ


cherroさん、STさん、あーやさんに混ぜていただいて、久しぶりの外岩。
日帰りユガマクでした。

スラブ師あーやとご一緒させていただいて、憧れのハワイ航路を撃ってみることに。
右1mに伊豆の踊り子、左カンテ裏30cmにアボリジニのホールドがあり、どーにもラインがわからない。

たぶんカンテラインをたどるルート設定なんだろうな、と予想して、アボリジニのホールドを盛大に使いながら二撃。
「憧れのアボリジニ」と名付けましたw




(憧れのハワイ航路をRPするスラビストあーや)


最近、進境いちじるしいcherroさんも参戦。オンサイトトライで僕より高いところに行ってました。スゴー!
あとちょっとやれば行けるんじゃないかな??

そうこうしているうちにあっと言う間に取り付きを埋め尽くすおじさまおばさま軍団が到来。リード中にもかかわらず、トップロープを貼らせてくれという再三のプレッシャーに耐えかねて希望峰へ転戦。




(シャックシャインをRPする絶好調のST氏)



卑弥呼(5.11c)をやってみようかなと思ったけど、またまた限定ルートもなあ・・と思い直してネグリッタなすがまま(5.11c)にトライ。
よくわからなくなって「シャックシャインなすがまま」になってしもうたorz

ユガマクくらいのルート密集度だと、リーチ任せで隣のホールドからクリップできてしまうので、ホールド選択が悩ましい・・。

ST氏と上の岩場にいったら、知り合いのデルタ氏に捕まってしまいスーパータクティクス(5.12b)を触る羽目に。




(スーパータクティクス1ピン目でドボン寸前の誰か)



すぐできますよ〜と言われてその気になったけど、1ピン目から鬼のようなテンション祭りでした。
5.12bなんてポッと触ってできるわけないし!

3ピン目到達後、例によって「マゾおけさ」側のホールドも使いながら抜けようかと思ったら、「そこから上ではマゾ側のカンテは触ってはいけませんよ〜」と禁止されてしまった。


(未遂に終わった「スーパーマゾ」開拓)


てなわけで、後半はグダグダ(しょぼーん)

成果はともかく、ユガマク共和国はジム気分でゆるーい気持ちで遊べるから、久しぶりの外岩リハビリによかったです。
もう瑞牆には戻れないかも、という不安にかられますがw


遊んでいただいた皆様ありがとうございました〜。


------------------------------------

<本日の結果>

Wishing(5.7)NP 諸事情によりカムを持参したのでついうっかり。
サンセット(5.10a)再 やっと文句なしに正面突破できたかも。リーチで・・
憧れのハワイ航路(5.12b)2RP ハワイへ出航したはずが上陸したらオーストラリアだった疑惑
ネグリッタなすがまま(5.11c)2TO なすがままに登った結果、まるまるシャックシャインに・・。そして完登できず。
スーパータクティクス(5.12b)1× トップアウトはおろか、1ピンで諦めそうでした。

岩の形状と無関係な限定はよくわかならないのだけど、ジムだと思って割り切って登るのがいいのかな〜(ブツブツ)

この日のユガマクには塾長やら、デルタ氏やら、カメチヨさんやら、エリコ夫妻やら、Kさんと愛犬さくらちゃんやら、以前講習でご一緒した某山岳会の方々の姿も見えました。会う人ごとに「なんでこんな場所にkozzzzyがいるのか」という質問をいただいて、6回くらい同じ説明をさせていただく羽目に・・機会に恵まれました。
なかなか信じてもらえないのですが僕はフェー(以下略)

ともあれ友達がたくさんいる近隣の岩場ってのもいいものですね^^